大阪の下町育ちで子供の頃によく使っていた、あの言葉、「べべんじょ、かんじょ、かぎしめた」。
今でも子供たちの間で使われているのだろうか?子供達に人気の有ったあの言葉。
これは、誰かウンコなど汚い物を踏んでしまったり、触ってしまった子(べべんじょ)を見つけた時に、周りの友達たちが一斉に「べべんじょ、かんじょ、かぎしめた」と言い出します。
そして男子はグーの人差し指と中指の間に親指だし、女子は人差し指に中指を絡めるフィンガージェスチャーをします。
ウンコを踏んでしまって(べべんじょ)になった子が、カギしめの言葉を言えずにいる子にタッチすると、その子も(べべんじょ)になってしまいます。そしてどんどん(べべんじょ)が増えていく。このようなローカルルールがあったような。(知らないうちに周りを巻き込んだ鬼ごっこのようなものが始っていました)
他の地域では「えんがちょ」「バリアー」などと同じようなオマジナイの言葉の一種でしょうか。
この言葉のシリーズで「べべんじょ、かんじょ、指切った」と言うの言葉が有ります。
これは確か(べべんじょ)になってしまった子を救うオマジナイの言葉一つだった気がします。
カギしめ言葉を言えた子が(べべんじょ)になってしまった子を救う時のオマジナイの言葉が「べべんじょ、かんじょ、指切った」だったような気がします。
その時の仕草は(べべんじょ)の子が胸の前で、両手の人差し指の指先同士を付けて、カギしめ言葉を言えた子に、手刀打ち(チョップ)で切ってもらう仕草の時に、使っていた言葉だったような。ここにもローカルルールが有って(べべんじょ)の子を救う時は、カギしめの言葉を言えた子は(べべんじょ、かんじょ)のカギをあけないと指切りのオマジナイがで出来なかったような気がします。この時に出てくる言葉が「べべんべじょ、かんじょ、かぎあけた」です。かぎ=バリアーみたいな物ですかね。
最後に、この言葉のシリーズで「べべんじょ、かんじょ、ケツの穴」と言う言葉が有ります。
この言葉は、子供同士の口喧嘩とかの時によく使われていた言葉で、いわゆる「おまえのかぁちゃんでべそ」的な悪口のような言葉で、自分自身は口喧嘩のエンディング、下校の際に口喧嘩している友達との別れ際に、使っていたと思います。
※むかしの記憶を頼りに作成しましたので間違っている部分もあると思います。
あなたは知っていますか?あなたは覚えていますか?こどもの頃のあの言葉。
「べべんじょ、かんじょ、かぎしめた」 を。