この長期に亘り人類をくるしめてきた新型コロナウイルスも、ようやく終息へと向かう兆しが見えてきた。
ウイルスにはワクチンという定説に基づき、英米国ではすでにワクチン接種が始まっており、日本でも2月下旬より医療従事者から順次接種がはじまるという政府、医療従事者の話である。
ただ、どこの医院でもそれでいいんではない。
管理上大ロットで短時間に一定の温度に保ってどんどん打たなくてはならないようなので、小さい医院では難しいようだ。
……すると、体育館とか三蜜を避けて温度管理のできる、しかも医師や看護師をうんと動員できる組織力が必要になってくる。
また、その医師や看護師も充分鍛え抜かれた練達の師でなければ、打ち疲れて、生暖かくなったワクチンを打ってもらっては困る。
この日に備えてトレーニングは必要だ。
さしあたって、腕立て伏せで握力や腕の筋力アップ、刺すポイントの見極め等、瞬時のスキルがモノを言う。
その鍛えに鍛えてきた個々のスキルがこの国の未来を救う。
万が一、途中でばてるようなことがあっては、東京オリンピック開催、成功もおぼつかなくなる。
そうだ、そこで提案したい。
オリンピックに「ワクチン接種早打ち競技種目」を取り入れて世界中の医師、看護師を集わせて競わせる。
そうすれば、東京オリンピックも医療関係者がワンサと集まって、経費削減になるし、「安全安心な東京オリンピックが成功!」
と世界史の大見出しが踊る事は間違いないであろう。
しかし、それには多少問題が無くはない。
充分な検体の確保ができるか、という懸念がある。
打つ方は何百回でもいいだろうが、打たれる方はひとり、5回も10回もワクチン打たれていいかどうかという治験をまずやってからであろう。
(吟)
