さて本来の主目的のひとつに取り掛かろうか

長野に来た本来の主目的である、先月お亡くなりになった松谷みよ子さんの哀悼、供養を先生ゆかりの長野、善光寺にて追悼すべく、翌早朝お朝事に参詣。

清々しい朝露にピシッと引き締まった荘厳なフレッシュエアーが心身を奮い立たせる

松谷みよ子先生、お安らかに　南無阿弥陀仏。

この時間はさすがに参拝者も少ない。

早起きは三文の徳と言いますが、高僧の「お数珠頂戴」で功徳、ご利益にあずかれる者は僅か。

さらに本堂から中は写真撮影は厳禁なので秘すれば花の如く割愛しますが、国宝善光寺参拝された方のためにこの先要約すると、1.内陣　2.ご本尊　3.御開山　4.お戒壇めぐり　5.外陣　6.日本忠霊殿　などシークレットゾーンの世界。

そうそう、ある一室では、般若心経と対面し、願掛け毛筆筆記も。

もっとも印象的だったのは「.お戒壇めぐり　」で真っ暗なお堂の廊下伝いに手さぐりと心眼のみで「極楽の錠前」を探り当てて悟りを啓くこの世の修行の入り口は緊張しました。

くれぐれもインチキして携帯の灯りとか頼ってはなりません。仏罰がくだり後悔することになるでしょうし、それではルールある人生の何らエクササイズにもなりません。

ゆえに、不心得な不信心者には他言無用。　心がけの清らかな者しか神仏の鍵は見聞きできない慣わし。

以上ご内密に。

それでは、お土産屋や新鮮な気持ちになれるお蕎麦屋さんのご紹介をいたしましょう。

野沢菜は勿論お漬物の専門店、「市川商店」これは国宝善光寺の参道、お下りなれば右の方（☎026-232-7825 長野市元善町486

殆ど試食してお奨めは野沢菜・わさび風味　と　ながいも梅味ですがあきない味覚は出回っていなくて・・・・・・。

そして長野駅近辺でそばが食べたくなったら、反対出口に「そば処　ぜんこう」の天婦羅そば、ここの海老もプリプリしてて美味い。（☎026-266-0134）

参道の歩道を歩いてみるのも乙なものです。

ときにこういうタイムスリップしたようなエリアに足を踏み入れることもあります。

めし屋・・・・・・

時代劇のセットのよう・・・・・・

蔵屋敷・・・・・・

蔵の中で食らうめしって？

藪の中の蔵・・・・・・

そして長野駅前の「如是姫像」で締めくくりたいと思います。

国宝善光寺に向かって佇立する如是姫像の由来などについてご自身で調べる基礎となっていただければ豊かな想像力もご自分だけの財産となることでしょう。

作家　松谷みよ子先生を偲んで　謝意を捧げます。