アジア杯 延長戦制し日本優勝
1月30日 サッカーのアジアカップの決勝で日本はオーストラリアと対戦し、延長戦の末、1対0で勝って、2大会ぶり4回目の優勝を果たしました。
日本は、前半からオーストラリアのゴール前にロングボールを蹴り込むシンプルな攻撃への対応に追われ、ゴールキーパーの川島選手がたびたび好セーブを見せました。
日本は後半、左サイドをかけあがった長友選手のパスから岡崎選手がシュートを打つなど、決定的なチャンスを作りましたが、得点のないまま延長戦に入りました。
試合が動いたのは延長後半4分、左サイドの長友選手のクロスボールを、途中出場の李忠成選手が、左足のボレーシュートでダイレクトにゴールに蹴り込み、先制点を挙げました。
日本はこの1点を守りきり、1対0でオーストラリアを破って、2大会ぶり4回目の優勝を果たしました。
決勝戦が終わったあと、東京の渋谷駅前には多くの若者たちが集まり、日本の優勝を喜び合いました。
このうち、20代の男子大学生は「相手に押される場面もありハラハラして見ていましたが、延長戦で劇的な勝利を収め、本当に感動しました。日本は、きょうの試合でも全員サッカーを貫きましたが、日本人として優勝を誇りに思います」と話していました。
また、20代の会社員の女性は「今大会では毎試合、違うヒーローが出てきてここまできたように思います。絶対勝つと信じていましたが、優勝してとてもうれしいです」と話していました。
30代の会社員の男性は「チームは1試合ごとに強くなっていったように感じましたが、まだまだ発展途上だと思うので、アジアでの優勝に満足せず、ブラジルで開かれる次のワールドカップなど、世界の舞台を目標に、もっと強くなっていってほしいです。朝から仕事がありますが、寝ないで、きょうはこのまま頑張ります」と話していました。
AFCアジアカップ優勝決定戦 日本vs豪州 日本代表HP
http://samuraiblue.jp/timeline/2011asiancup/final/match_page/m32.html
☆本大会のMVP(最高殊勲選手)は個人的にはGKの川島選手ではないだろうかと思う♪
腹が据わってて、球筋を読めたから日本のペースで試合を運べた♪
闘志溢れる積極的なファインセーブ、それによりイレブンが前向きにアグレッシブに多彩な攻撃を展開できた結果、ドーハの悲劇を過去の喜劇として封印し、ワールドカップに向けてアジアチャンプとしての新たな挑戦を見据えたようだ・・・♪