久しぶりに
父親が夢に出てきた

夢の中で
父親が元気であることにあれってなって
父親が倒れて亡くなってることを思い出して
それでも前にいてる父親
に泣きついていた
現実でも思い切り泣いていて
止まらなかった
ただの夢だけど
何もないけど
ただ夜に父親が元気だった頃
ゴルフの打ちっぱなしに連れていかれたなーとか
プールに連れていかれたなーとか
その時はちみつレモンのジュース買ってもらうのがルーチンだったなーとか
ブドウのシャーベットアイス買ってもらうのがルーチンだったなーとか
夕方食べたなつかしのメロンシャーベットからそんなこと思い出しただけで
そういうその日頭にあった人が夢に出てくるのはよくあること
夢の中のさらに夢の中の父親なんて
私の頭が勝手に作り出したものにすぎない
父親が何か伝えたかったわけでも
何か時空が歪んでいたわけでも
何か起こる前触れでも
とにかく意味のあることなど何もない
けど
当たり前だけど
私は
父親に
まだ
元気で
生きて欲しかった
のかなと思う
また
昔みたいに
ゴルフの打ちっぱなしでも
ドライブでも
夜のラーメンでも
連れていかれたかったのかな
と思う
父親には
無条件で愛されていたことに
疑いを持ったことはなかったから
誰よりも
私を愛してくれた人を
私は
亡くしていたんだな