ヒトは動いている時は力は出ない


重い物を持ち上げるには

止まって息を吸って止めたまま持ち上げる


息を吐くのは その後


野球の投球モーション

体を捻り後ろから腕を振り上げる

肘を90度にして伸ばしながら

ボールをリリース


体を捻じり肘が90度の時一番力が出る

呼吸も止めている

しかしそのまま投げてしまったら

怪我をする


なので肘を伸ばしながら力を抜いてリリース


格闘技や武術などでも

相手をノックアウトした時の感触はないという


無意識に体の能力を引き出せた時

意識では出せない力が出る


「力むな。リラックスしろ!」

とはこういうことなのだろう


武術では

「地球の力を借りる」

と教えられる


力とは引力もその1つ


ヒトは引力の中で生きている

日常生活であればあるほど気づかない


気づかないけれど

ヒトの動きはバランスを崩して戻しての繰り返し


この戻す時の力が実はとても大事


この原理原則が偉大な先人たちの智慧


一部にしか触れることはできないかも知れないが

貴重な機会に出会うことができた