http://solomon-movie.jp/
「ソロモンの偽証 前篇・事件」2015年3月7日公開
原作：宮部みゆき（新潮文庫刊）
監督：成島出
出演：藤野涼子、板垣瑞生、石井杏奈、清水尋也、富田望生、前田航基、望月歩、
佐々木蔵之介、夏川結衣、永作博美、黒木華、田畑智子、松重豊、小日向文世、尾野真千子
クリスマスの朝、雪に覆われた中学校の校庭で柏木卓也という14歳の生徒が転落死してしまう。彼の死によって校内にただならぬ緊張感が漂う中、転落死の現場を目にしたという者からの告発状が放たれたことによってマスコミの報道もヒートアップ。さらに、何者かの手による殺人計画の存在がささやかれ、実際に犠牲者が続出してしまう。事件を食い止めようともせず、生徒たちをも守ろうとしない教師たちを見限り、一人の女子生徒が立ち上がる。彼女は学校内裁判を開廷し、真実を暴き出そうとするが・・・・。
3/7（土）
9：55の回上映終了後 舞台挨拶
会場：丸の内ピカデリー
座席：Ｃ列（Ａ，Ｂ列マスコミ席）
ＭＣ：八雲ふみね
登壇者：
藤野涼子、板垣瑞生、石井杏奈、清水尋也、富田望生、前田航基、望月歩、佐々木蔵之介、
夏川結衣、小日向文世、成島出監督
クソ不良に虐められて殺された生徒・・・・。
恐らく今日この映画をこの映画館で観てた８００人程の１００％に近い割合が
川崎での中１殺害事件とダブらせて観ていたのでは。
警察は自殺と断定済みという点がリアル事件とは大きく違うが、
加害者容疑の不良と虐められてた被害者の図式、加熱する報道。
とにかくタイムリー過ぎて、
世論に配慮して宣伝活動もままならないのではと心配になるくらい。
前篇・後篇２作で完結のこの作品。
「事件の真実は何か？」と言う点においてこの前篇では何も明らかになりませんが、
じっくりと描く中学生を中心とした人間ドラマを堪能できました。
エンディング、そしてエンドロール後の後篇の「予告」では
鳥肌がたちましたので。
舞台挨拶での監督曰く、前編は勇気 後編は希望との事。
そんな意味で
後篇へ向けての壮大な序章であろうこの作品をもう一度、
後篇封切り間近に観て、
そのインパクト薄れぬうちにすぐ後篇も観たいと思わせてくれました。