
逆ギレが得意なぐうたら女子。
イメージを覆す、女優・前田敦子の新境地!
タマ子、23歳。現在、無職。
父がひとり暮らしをする実家で、家事を手伝うこともなく、
就職活動をすることもなく、ただ食べて、寝て、マンガを読む生活を送っている。
テレビを見れば「ダメだな、日本は」とか、
高校野球を観て「クソ暑いのに野球なんてよくやるよ」とか悪態をつき、
近所の中学生には「あの人、友だちいないから...」と同情される、
逆ギレばかりのぐうたら娘。
それでもなぜか愛おしいタマ子を、
音楽、ドラマ、映画とさらに幅広い活躍を見せ、
今年出演した『クロユリ団地』が国内映画ランキング初登場1位を記録した前田敦子が、
かつてない多彩な表情で演じてみせています。
〈ストーリー〉
東京の大学を卒業したものの、就職せず、
父の善次がひとりで暮らす甲府の実家へ戻ってきた坂井タマ子。
しかし、善次が営むスポーツ用品店「甲府スポーツ」をろくに手伝うこともなく、
開店時間になってもぐうぐう眠り続けている。
無気力な日々を送るタマ子に「就職活動してるのか?」と父が言うと、
「その時が来たら動く。少なくとも今ではない!」と
威勢がいいのか悪いのかわからない啖呵を切るが、
秋から冬、そして春から夏へと季節が移りゆく中、
タマ子の気持ちにも少しずつ変化が現れていく。
履歴書を書き、就職への意欲を少しだけのぞかせるようになるタマ子。
そんな矢先、父に再婚話が持ち上がり、彼女の心は激しく揺れる...。
口を開けばいつも言い合いばかりしている父と娘。
でも本心では、父は奔放な娘を愛しく思い、娘は不器用な父を思いやっているのだった...。
公式サイト、http://www.bitters.co.jp/tamako/
製作/2013年
公開/2013年11月23日 日本映画 78分
監督/山下 敦弘
脚本/向井 康介
出演/前田 敦子
:坂井タマ子/無職
康 すおん
:坂井 善次(タマ子の父)/
スポーツ用品店「甲府スポーツ」経営者
伊東 清矢
:仁/近所の中学生
鈴木 慶一
:坂井 啓介(善次の兄)
中村 久美
:坂井よし子(啓介の妻/善次の義姉)
富田 靖子
:赤川 曜子/「赤川アクセサリー教室」講師
『もらとりあむタマ子』 初日舞台挨拶
http://shinjuku.musashino-k.jp/
〔日時〕11月23日(土・祝)15:45の回 上映終了後
〔ゲスト〕 山下敦弘 監督、 前田敦子 さん、康すおん さん、伊東清矢さん(4名予定