南海フェリーだと直接徳島に行けるのですが、
今回はジャンボフェリーが第一目当てだったので
高松から高徳線で徳島に向かいます。
電車で4時間80kmの長旅ですが、
それまでに寄りたい場所が沢山あるので、
まったりと向かいます。
ちなみに、高松駅近くのうどん屋の中で
すでに猫を一匹発見していました。
余りのソーセージを貰って、
「これじゃない」と言うように
不満気に鳴いて、外に出ていきました。
地元の方々が猫に驚く様子はありません。
やはり、地域猫が多いのでしょうか。
高松発の徳島ゆきに乗って向かいます。
これで徳島まで約2時間半座り続けて、
ついでに高徳線も走破したようです。
終点の徳島で乗り換えて、
JR牟岐線で日和佐まで向かいます。
そしてついにやって来ました、
今回泊まる猫宿の最寄り駅、日和佐駅です。
レトロな雰囲気の無人駅です。
ワンマン電車に乗る予定はなかったのですが、
2両編成の阿波海南ゆきに乗ったら
なんと阿南から1両のワンマンに分岐しまして、
知らず2両目で寝ていた私は飛び起き、
目を擦りながらワンマン電車に乗ったのでした。
駅から宿までは徒歩で約30分です。
ここに至るまでにかなり歩いて来たので、
流石にタクシーで行くべきと考えましたが、
宿に着くまでに猫がいたらと思うと、
棒のような足を引きずってでも、
歩いて行こうと思ってしまいます。
それから駅を出て宿側に歩いていくと、
出て10分もしないうちに第1猫さん発見!
歩いて良かった!
飯か飯かとその子を追いかけて、2匹目の子も
やってきました。
常に眠たそうでした。
和やかで良い顔をしています。
躍動感のあるごっつんこ。
それで漁港沿いを目を凝らしながら歩いて、
さっきの場所からすぐに3匹目を発見。
最初の1匹を筆頭にぞろぞろとやってきます。
数メートルまで走って近づいて来て、
私が見えたら「知らない人だ」って感じで、
失速して疑いの目で見られはじめます。
漁港の方か、宿の方なのかわかりませんが、
ご飯をここで貰っているみたいなので、
飯をくれるのかと期待して集まってきます。
歩けば脚に、手を出せば手に擦り寄って来て、
疑うのは最初だけみたいです。
でもやっぱり、地域の方々が構う素振りを
見せることはありません。
常日頃からここにいるのであろう事が
わかりますね。
漁港から宿の近くの上り坂に至るまでにも
猫はちらほら見かけるのですが、
目が合ったら直ぐ逃げてしまう子ばかりで、
追って挙句車道にでも出てしまうと危ないので
遠くから優しく見守りました。
階段からお尻が落ちかけている猫。
というか、もうお尻は空中にありそうですが、
なぜその体勢で落ち着けるのでしょう?
倒木に擬態するのが上手すぎて、
二度見してしまいました。
宿の近くまで来ると人懐こい猫が見え始めて、
案内してくれと頼んでみるのですが、
案内猫が現れることはなく宿に到着。
宿に入って受付を済ませると、
入ってすぐに猫のための空間があります。
驚かせないようゆっくりと覗いてみると、
ヘソ天で爆睡しているなんとも可愛らしい子が
いました。
本当にいます。そこらじゅうにいます。
猫から目を逸らしたら、そこに猫がいます。
海が見える外の展望デッキにも、
猫が2匹いました。
好奇心旺盛で、ずっと鳥やら蛾やらを狙って、
いつ飛ぼうかと時期を見計らっていました。
他のお客さんに囲まれていた猫がどんな子かと
また展望デッキを覗いてみると、
ありえないくらいモフモフの可愛子ちゃん。
名前はきゅーちゃんというそうで、
ほかの方からも大人気な様子でした。
毛が長いことは事実なのですが、
中身が細いかというとそうでもなく、
けっこうなムチムチボディをしていました。
デッキから戻ってきてもまだ狙っていました。
足場が椅子の細い背もたれしかないので、
飛べない飛べないと悩んでいるみたいです。
客室に行くと廊下に真っ黒な猫が落ちていて、
頭を擦り寄せてくるから撫でてみると、
これがとてつもなく可愛い声で鳴くのです。
それで猫の名簿を見たら名前の下に、
「可愛い声で鳴きます」と、
備考が書いてありました。
大浴場のほうに足を運んでみると、
三毛猫ちゃんがお出迎えしてくれました。
その下で大乱闘が行われている様子。
それでまた猫空間に戻ると、
可愛いお手ての香箱座りを見せてくれる子。
お尻と尻尾を見せつけてくれる子もいます。
美人さん。
スタッフさんがご飯をあげに来てくれた時、
途中で受付の呼び鈴が鳴ってその場を離れ、
その間、静かに待てていたかしこい子。
スタッフさんに特別に許可を貰い、
買って鞄にずっとしまっておいたちゅ〜るを
皆に満遍なく分けました。
そして、翌朝。
この日徳島では大雨警報が出ていたようで、
雨はざあざあ振り、波は荒れていました。
日和佐周辺はとくに降ったようで、
これのまた翌日にはニュースで
美波町が取り上げられている程でした。
まずは部屋を出て猫たちに挨拶です。
皆まだ眠たそうですね。
かと思いきや、
ロビーでは朝から大乱闘が行われていたり、
猫じゃらしで元気に遊んだりもしていました。
キャットタワーの階段に貫通する子。
かなり、ぐにょんぐにょん、すり抜けます。
名残惜しいですが、もう、
チェックアウトの時間です。
寝ている子たちを起こさないよう、
静かに挨拶してから帰ります。
他の客の方々もみんな猫好きで、
各階の廊下で猫に捕まっていました。
猫も猫のほうで、猫好きの人を捕まえるのが
かなり手馴れた、甘え上手な子ばかりです。
猫を通じて軽く会話が起きたりもして、
ちゅ〜るを一緒にあげたりなんかして、
ここにいる皆が猫を好きなんだという、
一体感がありました。
ちなみに、受付の横にある売店には
猫の形をした、尻尾の揺れる可愛いピアスが
あったので、2つ買って帰りました。








































