これは難しいよね〜。

毒親もいると思うし、毒子もいると思う。


それでいうと、私は昔

毒子でした。


少し長くなるけど、今日は

書いてみようと思います。


私は日本人の父と、フィリピン人の母。

フィリピンハーフとして生まれました。


幼い頃、まだハーフが珍しかったとき、

私はいい思い出がありません。


馬鹿にされたし、いじめられたことも

たくさんあるし、その度に、

ハーフだということを嫌がり

かなり親に毒を吐いていました。


感情を抑えることができず、

絶対ゆっちゃいけないこともたくさん

声に出して暴れていました。


兄妹も、実は学生時代の数年間、

一言も口を聞いていません。


性格が違いすぎるのか、

同じようにハーフということに

劣等感を持ってるもの同士、

逆に共感し合えなかった。


今わたしが、家族のために、とか

家族の大切さとか、いろいろ言ってるけど

そう思えるようになったのは

大好きな父が亡くなったときです。


すごく後悔した。

心の底から後悔した。

毎日泣いてた。



幼い頃、ニュースで死というワードを見ても

自分とは関係ない世界の話って思ってた。


だから、突然それが自分の家族におきるなんて

想像したこともなかった。


当時高校生だった私は、現実をなかなか

受け入れられなくて、目の当たりしたとき、

たくさんのことを後悔した。


傷つけた過去も、親孝行できてないことも、

なんか色々全てを後悔した。


そんな時に、やっぱり支え合ったのは

家族だったんだよね。


そして、お父さんへの後悔を

お母さんの時繰り返したくない

そう思いました。


今のままじゃ確実に後悔するとおもった。

大好きなお父さんが恋した、お母さんを

大切にしたいと思った。


それからは、3人で力を合わせて

ちゃんと想いあえる家族になりました。


高校生以降、家族との時間が極端に増え、

自分の中での感情を変わった。


そして、一番大切な存在の人には、

私のこの気持ちを知ってくれる人がいいと


ずっと思ってきました。


いま、そんな人と出会えて、

家族と仲良くしてくれてるのを見て、

心の底から幸せに思います。



なかなか、何かのきっかけをなく、

家族を大切に

って難しいことだとは思う。


だけど、最初は将来の自分の後悔が

ないようにっていう意味でもいい。


自分のために、家族を大切に、

向き合えるようになるといいね。