11月14〜19日まで
『1000万ドルの夜景』という舞台に出演させて頂きました



私としても、初の舞台です

1995年に起きた阪神・淡路大震災を舞台にした台本でした。
私の役は
宮本 聡子20歳
主人公の中西有希子と震災で亡くなった高木 梨沙ちゃんのファン。
聡子は震災で両親を亡くし、趣味であるタロット占いが心の拠り所になっていた。
聡子の占いは当たると評判。
震災後も、親友の三浦政代(難波小百合)、城井ひかる(あやぱそチャン)と共に生き、ゆっこ(有希子 )の歌に救われていた。
性格は不思議ちゃん。
という設定を作りました。
この物語の主人公。震災で亡くした親友の梨沙とフォークデュオをしていた。ストリートミュージシャン。
足立梨香【梅田綾乃】さん
この物語の主人公。ストリートミュージシャン。相方であり親友である絵理香の病死がきっかけで歌えなくなり、絵理香のギターを抱えて、東京から震災が起きた神戸行きのバスに飛び乗る。
聡子の心友紹介
城井ひかる(あやぱそチャン)
アホだけど、優しい心の持ち主。

三浦政代(難波小百合)
可愛かったのぅ

稽古はじめは、関西弁で苦戦しました。
脚本家の宮田さんに『イントネーションが違うだけで内容入ってこないからしっかり勉強してね』と言われ、稽古場ではほとんどの方が関西出身だったので、関西弁で話してアドバイスを頂いてました
みなさん、優しい
甘えてはいけないと、普段の生活でも関西弁で話すようにしてました
そして私の演技に対する気持ちに変化が起きたのが、ピアニスト 今安志保さんのお話を聞いてからでした。
この舞台のもう一つの見どころでもあったのが、芝居中の音楽や繋ぎの音楽が全て生演奏でした
そしてみんなでラストは歌うところもあり、そのためのレッスンをしていた時でした。
志保さんも神戸での震災を経験している方で、その当時の事を話て頂きました。
『音楽て楽しいものではなく、良いことも悪いこともその時の情景を一瞬で思い出させる怖いものでもあります。本当にあった神戸の話、ある家族がいて、お母さんがカレーライスを娘に作ったら娘は『今日食べてきたから明日食べる』て言ったそうです。でも翌日に震災がきて、その娘は母のカレーライス、手料理を食べる事はなかったそう。一生の後悔をしたそうです。
その話を聞いて、
母のことを思い出しました。
私は母とはケンカ別れでした。
明日謝ろうと思ってたら、明日はきませんでした。
謝れなかったこと、私の中で一生の後悔で
『明日やろうはバカやろう』てホントにそうだなって思いました。
母の所へ向かう時に車で流れてた曲が
off courseさんの『言葉にできない』でした。
今でもその曲を聴くと志保さんのおっしゃっていた通りにその時の情景が頭に浮かび涙がでてきます。
母が亡くなってすぐに、耳にしたのがキマグレンさんの『天国からの郵便ポスト』で、歌詞をみてまた涙が、、、。
話は逸れましたがそれくらい歌は誰かの心に残るものなんだなーと。
今回舞台上で流れていた曲は、志保さんのアレンジとこの舞台の脚本家でもある宮田さんが作詞作曲を手掛けました。
ラストのみんなが集結する感動のシーンで『わたしの唄』という歌を歌います。その歌詞がまた母と重なり、いつも稽古でもこの泣くシーンは母を思い出してました。
宮田さんから時効やその時の事を切実にお話頂き、演出家の田中さんと共に、演技を厳しくご御指導頂きました。
その時に言われたのが
『芝居をするな、そのシーンをもっとリアルに想像し、リアルに動け』ということでした。
コント劇しか経験がなかったので、その芝居に慣れて私の場合、顔での演技、無駄な動きが多いと指摘されました。
少しでもリアルに近づくために、稽古前は水をのまなかったり、家に帰ってからも焚き火前での震えを表現するために外に出て、どんな感じに震えるかなど試行錯誤しました。
ここにきて、関西弁のイントネーションで悩んでる自分がちっぽけにみえて、悩んだり、立ち止まって考えるところはここじゃないと気づきました。
この日から、千秋楽まで聡子として生き抜いていこうと思いました。
そして14日、『1000万ドルの夜景』がついに開演
どんなに私たちががんばって創り上げても、みてくれる方がいないと意味のないものになってしまいます。

今回、初舞台は舞台内容も含めて、私にとってこのタイミング(母の10回忌)だったのも何か意味があると思っています。
おかげで千秋楽は満員御礼でした
お越しいただいた皆さん、貴重な時間を頂きありがとうございました
そして何度も足を運んで頂いた皆様もありがとうございました
舞台は生ものなので全公演ちがった目線でみれるのもいいですよね

そしてアンケートのご協力もありがとうございました

皆さんのご意見、ご感想を参考にさせて頂きました今回、初舞台は舞台内容も含めて、私にとってこのタイミング(母の10回忌)だったのも何か意味があると思っています。
これを糧にして、もっともっとお芝居を勉強していい作品をつくっていけれるようにがんばっていきます

大入袋を振って、五円が出たところから、一人一人と交換していくの♡
またどこかでご縁がありますように、、、と
大好きです


脚本家の宮田さん、演出家の田中さん、音楽、志保さん、舞台美術の高橋さん、照明の西生さん、音響の宮崎さん、舞台監督の白石さん、宣伝美術の中塚さん、制作協力の原島さん、制作の大川さん、企画・制作 ユーキース・エンタテインメントさんには本当に感謝しております。
ありがとうございました✩°。 ⸜(* ॑ ॑* )⸝
ファンの皆さんも、本当にありがとうございました


大好きです
最後に、2018年1月、1000万ドルの夜景の脚本家の宮田さんの舞台に出演する事が決定しました!
舞台『いつかまたあの銀杏の樹の下で』@萬劇場
※安森予約特典として20秒動画メッセージをつけます♡
セリフは自由です✩°。 ⸜(* ॑ ॑* )⸝
是非、宜しく御願い致します!!
次はどんな役かな


































