私の部下たちとのコミュニケーションで感じることがある。
それは、「引き算で考えること」 私の言っていることが十分伝わらない、浸透していないことだ。
引き算で考えるとは。どゆこと?

酒販店を経営している同級生おすすめの
麦焼酎「尾鈴山 山猿 銅釜蒸留」をやりながら思ったことあれこれ。


もしかして、足し算で仕事してない?
我々の部署はいわゆる共通部門という事業を総括的にとりまとめるバックヤード部署。
そういう部署なので、なにかと問題課題が持ち込まれて調整や解決を図らなければならないことになる。
頼まれごとが飽和すると、「働きすぎ」や「非効率」な仕事が発生。
そのうち、優先順位もごちゃごちゃしてきて、タスクが雪だるま式に増加。
なかなか解決に至らない。
もしかして頼まれたこと全部やらねば。と思ってる?
引き受けたことに集中しよう。


日経だったか、スマニューだったか。
ずいぶん以前に「人は引き算が苦手」って記事を読んだ。
内容は忘れたが、このワードに納得した覚えはある。


なぜ、働きすぎや非効率な仕事が起こるのか
なぜなら、考えの整理整頓できてないから。
たぶん部下たちは「足すこと」に集中しがちなんだろう。
バックキャストで考えることをを見過ごしてしまうことが、しばしばおこっている。
この傾向が、働きすぎ・非効率の問題を引き起こす。と思っている。

ありたい姿、あるべき姿から、単に引き算をすればよい。非常にシンプル。

だけど、職場にはこの計算を難しくする人が、必ず存在する。
惑わされるな。単に「引け」ばよい。

以下、私なりの「引き算思考」の手順をメモしておく。参考にどうぞ。

引き算思考のステップ
1.問題の洗い出し
2.不要な要素の特定(実際の解決に不要な要素を捨てる)
3.優先順位の設定(影響度や改善効果が小さいものを判断)
4.簡略化と絞り込み(解決策の具体的絞り込み、複雑さのを排除)
5.アクションプランの策定(ステップバイステップで進められるように計画)
6.策定したアクションプランの実行、進捗をモニタリングする