友人と今日も動物たちのいろんな話をしていた。
犬たちの社交についての話もしていて、わたしが数年前から思っていたことを思い出した。
昔、犬のしつけをしている頃、犬には社会化が必要で、その方法はいろんな犬や人に出合い、さまざまな経験をするということと思い込んでいた。
それが犬たちが交流する唯一の方法であり、それ以外は犬たちは交流ができていないと思っていた。
しかし、犬たちと暮らしていると、そうでないことに気づいた。
とりわけ今の生活(PONOPONO暮らし)をし始めてからは、そのことがお散歩の様子から一段とわかるようになった。
犬たちのお散歩にわたしはついて行きながら、ふたりの様子をニマニマしながら見ている。
川の方をのぞくひよりちゃん(♀7歳)。
「ちょっと気になるのあるからのぞいてみる!」とひよりちゃん。
暑い日は川にはいりクールダウン。
「暑いから身体冷やさなくっちゃ」 「ひんやりきもちいい~」
遠くに犬さん。
「あ!犬さんだ」 「あの子誰だろう?あったことないね」
地面にスリスリ~☆
「いい匂いあった!!」 「匂い持って帰る♪」
いつものコースを楽しむ春ちゃん(♂10歳)。
「るんるんるん♪」
おしっこ。
「メッセージ残しとくね!」
犬の春ちゃんは幼い頃にしつけやトレーニングをしていて、興奮の回路ができてしまった。興奮の回路ができてしまうと、それはなくならないので、わたしは春ちゃんが興奮することを経験しないでいいように出来る限り環境を整えるようにしている。
今では、春ちゃん自身、興奮することを嫌がり、自分が興奮しないようにさまざまな対処をしている(たとえば、草をつまんでみる、静かな場所に移動するなど)。
散歩コースも激しい変化がなく、静かな場所を春ちゃん自身が好んで行っている。
他犬や人と出会うことだけが犬の社交ではなく、犬たちは犬や人と出会うことのない日の散歩でも十分に社交を行っている。
他犬の匂い嗅ぎやオシッコ(メッセージを残す)、匂いの追跡や遠くからの観察などは立派な社交で、自然環境を五感で感じることもまた、外界を感じる(づながる)大事な要素になる。
犬たちを観察していると、このような日常がとても快適そうに見える。
興奮することなく、自分のペースでリラックスしながらいろんな社交に適度に忙しく楽しそうだ。
このような散歩をした後は、帰宅するとすぐにスヤスヤと心地よさそうに休む。
あちこち出歩いていた頃は、いろんな犬や人などと会い興奮して帰宅するので、帰宅後も興奮が続き落ちつかない時もあったし、疲労困憊してグッタリと寝ている時もあった。
本来の犬たちの生き方は、わたしが思っていた生き方とはまったく違ったことに気がついてから、犬たちが犬として、自分として生きれるように環境を整えることがわたしの責任だと思っている。
それが、犬たちにとってよろこび多き日になることを確信しているので、わたし(人間)の考えを犬たちに反映したり、押しつけたりしないで、犬たち自身とこれからも向き合い、楽しく過ごしていきたい。
鹿のすぐるちゃん(♂4歳)。
庭に出るか迷い中~。
「ど~しよっかな~。出たいけど出たくないような~」
またもや迷い中~。
「ど~しよっかな~。外サシバエ多そうだし、やめとこっかな~」
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