とてもよい天気になったので、犬のひよりちゃん(♀7歳)は体調よさそうにすごしていたのでホッとした。

 

天気がいいので庭仕事をしているとみんな(犬鹿)たちも庭に出て、各自の時間をすごしていた。

 

我が家は3種の動物が同居していてたまに小さなゴタゴタはあるが、争い事はない。

 

争い事がないのは、それぞれが争い事を避けるために、カーミングシグナルを出し合っているからで、多くのカーミングシグナルは種を超えて共通している。なので、種が違ってもしっかりと伝わる。

 

カーミングシグナルとは、相手に敵意が無いことを伝える動作で、相手に友好的であることを伝えるシグナルであり、このシグナルによって、相手の緊張や不安などを和らげ、争い事を事前に避けるために使われる。相手とのコミュニケーションのために使われるので、動作は意図的に発する。

 

カーミングシグナルの動作

・相手から顔や体、視線をそらす。

・固まる。

・ゆっくり歩く、動く。

・座る、伏せる。

・匂いを嗅ぐ。

・カーブを描く。

・お辞儀をする。

・鼻を舐める。

・間に割って入る。

など、他にもいろいろな動作がある。

 

カーミングシグナルの動作は、大きな動作ではなく、よく見ておかないと見逃してしまう小さな動作の連続で、この動作は相手がいるときは常に出されている。

 

たとえば、仲良しになったからシグナルは出さなくてもいいだろう、というのではなく、仲良くなっても、相手のことをよく知る仲であっても、家族であっても、犬やその他の動物たちは相手がいるとカーミングシグナルを毎回必ず出している。もちろんわたしたち人間に対しても犬やその他の動物たちはシグナルを出している。

 

なので、一緒に暮らしている犬と目が合たったらその度にわたしたちも犬にシグナルを出す(たとえば、目をパチパチして瞬きをするなど)と犬たちは安心するし、礼儀正しいかかわりができる。

 

今日は鹿ののぞみちゃん(♀推定3歳)とひよりちゃんが近くを通るときの写真が撮れた。

 

その時、のぞみちゃんとひよりちゃんがわかりやすいカーミングシグナルを出していた。

 

ひよりちゃんはのぞみちゃんから最大の距離をとれる場所を通過している。↓↓↓(の写真)

この時ひよりちゃんの顔はのぞみちゃんからそれている。

のぞみちゃんはひよりちゃんが通過するので、頭を下げて地面の匂いを嗅いでいる。

これらの動作はカーミングシグナル。

 

 

ひよりちゃんが通過する途中にのぞみちゃんはひよりちゃんの確認をしていた。

 

その後、再び地面の匂いを嗅いでいたり、草を食べたりしていた。

ひよりちゃんの視線は変わらずのぞみちゃんから外れている。

 

犬も鹿も頭を下げる、地面の匂いを嗅ぐ、視線をそらす、体を背けるなどの動作は共通していて頻繁に使われている。

 

これらの動作はわたしたち人間もできるので、どんどん人間以外の動物たちに出して、穏やかに挨拶ができるといいなと思う。

 

わたしたち人間のカーミングシグナルの動作もおどろくほどに犬やその他の動物たちに伝わるので、種がちがうから分かり合えないと思い込まず、一度使ってみてほしいなと思う。

 

犬や猫、その他の動物たちはわたしたちの動作をとてもよく観察しているので、わたしたちのやろうとすることをよく理解してくれる。

 

友好的な姿勢は犬やその他の動物たちのかかわりに欠かせない。

 

明日は、ケガをして緊急入院になった友人の留守を自宅で待ってる犬のマルちゃんとはっちゃん宅に泊まりにいくので、ブログはお休みします。

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