今日は雨が止んだり降ったりですっきりしない天気だったので、犬鹿たちは少しつまんなさそうにしていた。

 

鹿のすぐるちゃん(♂3歳)は、落ち着かない様子でウロウロしたり、わたしに「撫ぜて」と言いにきたりしていた。

 

天候の影響を受けるのが動物なので、こんな日は静かにゆったりすごすにかぎるなと思う。

 

犬を尊重する犬育てを提唱している川上さんのブログに「噛みつきはしつけ不足のせいなのか」という記事が書かれていた。

 

★記事はこちら↓ ↓ ↓

 

鹿児島県在住の男性が犬と散歩中に噛まれ重体になったというニュースが流れているが、このようなことがあると「しつけ不足」とか「甘やかしているから~」とか言われるそうだ。

 

だが、川上さんの記事にも書かれているように、犬が噛む行動をするのは、病気が原因の場合や防衛行動、高ストレス状態、転嫁行動であり、しつけとは全く関係がない。

 

犬が噛む行動をする原因はこのようにはっきりわかっている。

 

言い換えれば、犬はなぜ噛むのかということがわかっているので、犬が噛む行動をしなくてよい環境を整えればいい。

 

病気で噛んでしまう場合は、犬本人の意思関係なく噛んでしまうので、その場合は獣医師と相談しながら犬が苦しまないでいいよう判断をしていくことになると思う。

 

犬が人間に逆らわないように(=噛まない、いい子に)「しつける」とよく聞くが、犬に対し人間がそのような見方をしていると、それ自体が犬との関係性を壊してしまう。

 

記事に書かれているように、厳しくしつけると攻撃行動は確実に悪化する。このことによって、一番苦しむのは犬本人だ。

 

厳しくしつける内容に「魂抜き」ということがあるというのをはじめて聞いたときには非常におどろいた。

 

犬の心を完全に折る、ということだそうだ。なんとひどいことかと思う。

 

犬を人間より劣った存在であると認識しているとその扱いになる。

 

そう扱われている本人(犬)たちは、その状況をよく理解している。なので、ストレスが溜りイライラしやすくなるし、とても悲しんでいる。それに加え、意思や行動の制限、禁止があるとさらに犬のストレス度が増し、ストレス行動が目立ってくる。

 

わたしたちはなぜ犬と暮らしているのだろうか?という問いにどのような回答があるのだろうか・・・。

 

犬たちの身体と心の健康を重視し、苦しみつらい思いをしない犬たちが増えるといいなと思う。

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