今朝はいつもより早く目が覚めました。
一緒に暮らすイヌや保護シカたちを起こさないよう、しばらく布団の中でモゾモゾしていましたが、ついに寒さと尿意に負けて布団を抜け出しました。
キッチンを温め、白湯を沸かしていると、みんなもモゾモゾと起き出し、早朝から「お手伝い」という名の甘えん坊タイムが始まりました。
そんな穏やかな日常の裏側で、いま、野生動物を取り巻く環境は非常に厳しいものになっています。
長年、国は野生動物の「捕殺」を推し進めてきました。その一方的な考え方は社会に浸透し、今では大人だけでなく子どもたちへの教育にまで組み込まれています。
その影響もあり、若い世代の中には「農作物を守るため」「自然を守るため」という理由で、シカやイノシシ、外来種を殺すための狩猟免許を取得する人もいます。
しかし、冷静に考えてみてほしいです。
農作物を守るためにまず必要なのは、動物たちが田畑に入ってこないための「防除対策」です。
過去の研究では「農業被害はシカの個体数と必ずしも比例しない」という結果が出ています。
つまり、ただ殺すだけでは根本的な解決にはならないのです。
それにもかかわらず、国や行政は「殺せば被害が減る」というキャンペーンを積極的に展開しています。なぜ、ここまで捕殺にこだわるのでしょうか。
そこには、事業を継続させるための構造的な問題(癒着など)が潜んでいます。国がいま、どのような情報を発信し、わたしたちの意識をどこへ向けようとしているのか?いわゆるプロパガンダを知ることは、わたしたち自身生きていく上で非常に重要なことです。
残念なことに、この「ジビエ」や「捕殺」のキャンペーンによって、暴力の行使から離れた場所にいた人たちまで野生動物たちを殺す現場に参入するケースも増えています。
今日はその輪郭だけをお伝えしますが、野生動物の利用や捕殺が過剰に行われる背景には、その社会の「格差」や「人権意識の低さ」といった政治的な課題が色濃く反映されています。
諸外国を見渡せば、シカや非在来種の救護、環境の回復、そして「非致死的な方法」での共存を目指す教育を行っている地域がり、野生動物たちの捕殺を解決の主軸に置くこの国の姿勢は、世界的に見ても異質と言わざるを得ません。
野生動物との間に起きる問題の多くは、人間側の問題です。
いつまで、野生動物たちをスケープゴートにし続けるのでしょうか。
いま、この国でどんなメッセージが流されているのか。
その言葉の裏側にある意図に、どうか注意深く目を向けてほしいと願っています。
プロパガンダにご注意を
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