経口抗がん剤の副作用 | あ・うん日記

経口抗がん剤の副作用

TS-1を飲み始めて10ヶ月以上になり、ようやく終わりが見えてきました。この薬の副作用で最もメインなものは、消化器系の副作用。下痢や便秘、胃痛など。


不思議なことに私の場合1クール毎に違う副作用が出ました。ちなみに今も服用期間、今回は味覚障害が早めに出てます。ご飯が美味しくないのは、人生最大の悲劇かも。まるで砂を噛んでるみたいで、見た目美味しそうな料理もなんだか違うなぁって思いながら食べてます。


出張や接待、お友達とのお出かけで、美味しいものを食べる時は休薬期間にあたるようにコントロールしながら続けています。私の場合2週間飲んで1週間休薬ですが、基本服用の1週間目はあまり強い副作用はありません。2週目から強くなり、休薬期間に入って1-3日目がピーク。先生は蓄積されないと言うけど、やはり蓄積されて体内での濃度が上がるため副作用も辛くなっていくのだと理解してます。たくさん水を飲んで汗をかいて、体から出すことが副作用緩和の最も有効な手段です。


しかし、休薬期間が1週間しかないのに3日目までしんどいのはキツい。正味な話、体が楽なのは休薬期間の5-7日目の3日くらい。この3日に大切な予定を合わせるなんてなかなか無理な話で、そんな時は休薬期間を延長したりしながらコントロールしてます。細々でも続けることが大切と、主治医は言います。もう止めたい、もう無理、と思いながら10ヶ月きましたから、あと2ヶ月頑張ろうと思います。


はぁー、、、なんでこんなに可愛いんだろ。猫モデルにスカウトされたらどうしよう、と日々妄想中。

旧約期間に調子に乗って食べた二郎系ラーメン。死ぬかと思った。脂っこいものは基本ダメ!後で地獄を見る。

こちらは接待の時のごはん。(接待される側)自信がなかったのであっさり系の料理でお願いしたら素敵なお店を予約してくれました。

上品な茶碗蒸し。

美味しいものは正義

魚系は、胃にも重くないので大丈夫。


酢の物やお刺身は良いですね。気持ち悪くならない。

松茸のコロッケ。ちょっと揚げ物だけどお肉が入ってないのであっさり。

鯛めし。うまい。

最後まで美味しくいただけました。これから年末年始に向けて、接待や忘年会が増えます。抗がん剤の治療をうまくコントロールしながら、食べる事も楽しみたいと思います。