温活リンパサロン

ensoleille(アンソレイユ)

助産師セラピスト 中尾温美です。

血流改善で不調を手放し

女性ホルモンバランスを整える専門家です。

 

助産師・看護師歴25年

心理学・リンパセラピスト歴5年の経験から

 

生理不順・妊活・更年期の女性に

役立つ情報を発信しています。

 

 

妊活・更年期には「小豆」が良い

腎は五臓のもと、

脾は滋養の源である。

それゆえに、

人間の体は脾腎を中心とする。

草に根があるようなものである。

大切に保養して堅固にしなければならない。

『養生訓』貝原益軒著

東洋医学では

人の体を

「肝」「心」「脾」「肺」「腎」の

五臓で捉えています。

 

生殖能力に大きく関わると

言われているのが

「腎」です。

 

子宮力を高めて

いつまでも綺麗で過ごすには

「腎」を元気にすることが必須です。

腎は、冷えに弱い臓器なので、

体を冷やさないように

気をつけましょう。

 

腎に力を高めるのが、小豆。

小豆は、中医学では

赤小豆(せきしょうず)といわれる生薬です。

強い利尿作用と解毒作用を持ち

むくみの解消に昔から使われてきました。

 

  生殖能力に関わる「腎臓」

生殖能力に大きく関わる

「腎」の機能が低下すると

体を温める力が落ちてきます。

 

水の代謝が悪くなり、

冷えやむくみが強くなります。

 

また、生きるためのエネルギーが減り

生殖機能も下がります。

 

その結果、

不妊症(卵子・精子の質の低下)

膀胱炎などの

生殖器のトラブルが起こりやすくなります。

 

  月の満ち欠けと「小豆」

満月は、陰性のエネルギーが満ち

出産が増えます。

科学的な根拠はありませんが、

そのように感じている助産師も多いです。

 

また、月のリズムに乗っていると

生理が始まる頃とも言われています。

 

「古事記」では、

旧暦の1日と15日に、

「小豆ごはん」を食べる習慣があったと

記されています。

小豆はサポニンという

造血効果があり、

また鉄含有量も多いのです。

 

毎月の生理や出産で

血液を失う女性には、

「血を補う」という意味でも

小豆は子宮力を上げると言えます。

 

さらに、優秀な小豆は、

食物繊維がたっぷり含み、

 

むくみや便秘を改善し、

母乳の分泌も促進します。

  小豆の栄養分を最大限に生かす

砂糖を使用すると、

体を冷やし、腎の力を弱めます。

 

甘い小豆に慣れていても

①砂糖の代わりに

 干し柿・デーツなどの

 ドライフルーツで甘みをつける

②小豆ごはん

であれば、

小豆の美味しさを味わえます。