次の目的である擂茶を飲みにいくことにしました。
北埔老街といえば擂茶です。
擂茶とは、その名の通り擂る(する)お茶。
20数種類もの厳選した雑穀や豆、緑茶等を乾燥・粉末にしたものです。
その歴史は古く、三国時代から客家民族の間で"おもてなしのお茶"として飲まれてきたそうです。
事前に調べておいた店に行ってみます。
ここは、youtubeでも紹介されていた店。
店前には擂茶DIYという看板も出ていました。
しかし店内に入ると、なんか怪訝そうな雰囲気です。
擂茶はあるか?と聞くと、ここではなく隣だと言われてしまいました。
看板が出ていたから、なんで??みたいな顔をしていたら、おじさんの1人がわざわざ外へ出て、そこだと教えてくれました。
看板が出てても、やっていないと言われてしまえば仕方がないですね。
なので教えてもらった隣の店へ入ります。
「茶米二十二」というお店。
こちらで、擂茶DIYをやりたいと言うと、1人150TWDだと教えてくれました。
それでOKと答えると店内へ案内されます。
真ん中のテーブルへ座っていると、さっそく擂鉢と擂粉木を持ってきました。
擂鉢の中には、擂茶粉、ピーナッツ、胡麻、お茶の粉末、その他にも入っているのだろうけど、よくわからないですね。
で、これを擂粉木で擦ります。
その他にも、細かく説明してくれたけど、残念ながら半分も理解出来ていないです。
今の中国語の語彙力じゃ無理です。
もうほとんど忘れているからなぁ・・・
でも、擦ることだけはわかったので問題なし!
とにかく、これをゴリゴリとスり始めます。
その間に、東方美人茶と客家麻糬が出てきます。
客家麻糬は、箸で切って食べるらしいです。
擂鉢の方は、油が出てくるまで擦ります。
だいたい20分くらいはかかるという話だったけど、10分くらいでOKが出ました。
そこにきな粉を入れてまぜ、茶碗に入れお湯を入れます。
擂茶棒でかき混ぜて完成です!
結構甘いですね。
いろいろと身体に良さそうだけど、いつも飲んでいたらカロリー過多になりそうです。
どちらにせよ、なかなか面白い体験です。
今回はDIYだったけど、出来上がったものを飲むだけなら、もっと安く飲めます。
あちこちで看板が出ていました。
でも、やっぱり自分で作った方が経験としては面白いですね。
さて一息ついてお金を払って店を出ます。
雨がなんとなくパラついていました。
バスの時間まで、まだ少しあるなぁ・・・
ということで再び老街の散策。
さっき回らなかった反対側の方へも行ってみました。
しかし中に入れないところばかりなのが残念。
姜阿新洋楼
金廣福公館
北埔姜屋天水堂
姜氏家廟
13:45発のバスに乗るためにバス停に移動したけれど、バスは10分ほど遅れて到着です。
そしてバスに乗り込んで北埔老街を出発しました。












