東京都現代美術館に、マーク・マンダースの個展

「マーク・マンダースの不在」を見に行ってきました。

 

 

マーク・マンダースは、「建物としての自画像」という構想に沿って制作をしているオランダ人アーティスト

たまたまネットで写真を見て、面白そうだということで、当日券で行きました。

 

入場時にものすごい行列・・・この時期にこの密状態は嫌だな・・・と思っていたら、それは別の展示。

そっちも興味あったけど、オンラインで見て、無理に行かなくてもいいかな・・・とチケットを取らなかったもの。

うん、これはチケットを取らないで正解。こんなのに並びたくない・・・

 

そして、足早に密状態を避け目的の「マーク・マンダース展」へ・・・

 

モバイルチケットのため、スマホを見せてQRコードを読み込ませるだけで入場。

おまけで、MOTコレクションの無料チケットももらえました。

 

さて、マーク・マンダース展では、半分ほどの作品が撮影可ということで、がっつり撮影してきました。

 

入場すると、いきなり顔を挟まれた「未完成の土の頭部」

そして犬が切断されたシュールな「夜の庭の光景」

 

次は撮影可エリアということで・・・

 

マインドスタディ

 

短く悲しい思考

さすがにこれはどこに作品があるのかを探してしまった・・・

 

黄色と青のコンポジション

 

次のエリアは、ビニールシートで区切っているだけという、一風変わった展示ルーム

 

狐/鼠/ベルト

 

4つの黄色い縦のコンポジション

 

椅子の上の乾いた像

 

乾いた土の頭部

この作品の写真を見て、実物を見てみたいと思った。

 

黄色い鉛筆のある土の像

 

リビングルームの光景

 

すき間に「人類学的トロフィー」という作品があったけれど、写真撮ったらガラスケースに反射しまくりで、作品がほとんど写っていなかった・・・

 

パースペクティブ・スタディ

 

黄色い縦のコンポジション

 

舞台のアンドロイド(88%に縮小)

少し離れたところに、椅子と衣服があったけれど、どうやらこれも作品の一部らしい

 

記録された課題

これは、最初まったく気づかなかった

 

像の秀作

 

ここまでが撮影可能エリア

ここから先は「ドローイングの廊下」として、子供が描いたようなイラストが壁に貼ってあるエリア。

子供が描いたというか、かなり闇を抱えているような絵が多いですね。

 

ドローイングの廊下が終わると「ミュージアムルーム」

ここでは、これまでの作品の一部を並べてありました。

 

1F の会場を見終わると、まだ2Fがあるというので行ってみました。

2Fにあるのは

「3羽の死んだ鳥と墜落する辞書のある小さな部屋」

という一作品のみ。

小さい部屋があり、そこに入っていいのか躊躇していると、スタッフが入っていいですよと声をかけてくれました。

中は床にマットのようなものが敷き詰められ壁に一枚の辞書の絵が飾ってある部屋。

3羽の死んだ鳥がどこかにあるのかな?と思って探してもどこにも見当たらない。

部屋を出て説明を読むと「マットの中に置かれていて見えないし上を歩いても感じることも出来ない」ということでした。

自分の歩いている足元に鳥の死骸があるのではないか、という意識を持たせることが重要みたい。

 

一通り見終わって、会場の外へ

エントランス外に展示してあったのが「2つの動かない頭部」

 

2つの動かない頭部

 

初めて「マーク・マンダース」を体験したけれど、とても刺激的で面白い作品展だったなぁ