本屋で最近なぜか平積みになっていて、話題にもなっています。
傑作ミステリーとあったけど、中をチラ見してどうしても購入する気がなかった本
イニシエーション・ラブ / 乾 くるみ
BOOK OFFで100円だったので購入してみました。
全体通してミステリーではなくあまりに日常的すぎる恋愛小説だなぁ・・・というのが最初の感想
一番最後の部分でも、実はさほどひっかからなかった。
で、何がミステリーなのか気になったので、解説サイトを読んでみました。
それで、ようやく納得
でも手法は確かにミステリーで、そういわれてみれば、その部分に違和感あったなぁ・・・という感じ
まず基本的に恋愛小説が苦手な私は、やはりこの小説は苦手
解説サイトを読んだら、確かに手法的には面白いし、よくできた小説だと思います。
でも、一般的ではないですよね
マニア以外の人が見たら、奥手だった鈴木君が繭子と知り合ったことで恋愛的に成長していって、二股かけるようになって、最後は自分も二股かけられて自業自得で終わりで、つまんねぇ恋愛小説だなぁ・・・と思うでしょう
私もそうだったし(笑)
ま、100円ならいいでしょう(^^)
解説サイトに書いてあったけど
(ものごとを感覚的にとらえる人にはまったく面白くありませんが、しつこく論理的に分析する人間には面白いです。)
まさにこの通り。
叙述トリック自体は嫌いではないんですけどねぇ