津の翌日は私にとってのファイナル長良川公演がありました。

 

名古屋から新快速に乗って岐阜駅まで約20分と

思っていたよりも名古屋からのアクセスは良かったです。

 

JR岐阜駅前の広場。

黄金の信長像、駅前のライトアップなど岐阜駅は華やかなイメージ。

駅からぎゅうぎゅう詰めの満員バスに乗って会場へ向かいます。

 

暗くなってもツアトラの黄色はよく目立っていました。

今回は最後までラッピングありの姿で全国を回ってくれたのですね。

(昔、最後の方はラッピング無しのトラックになって寂しかったことも)

 

こんな名前のホールとは知らなかった~!

アンコールでもしかして「さらさら」をやるかと思ったけれどありませんでした。

 

SALA SALAは長良川の流れの事でしょうね。

 

さて、この日のお席は名古屋のSさんが確保してくださった

1階田村君側の23列、通路にも近く見やすい席でした。

 

MC中心に書きます。

 

衣装

マサムネ君:たっぷりとした感じの裾の長い白長袖シャツ。帽子あり。

テツヤ君:黒、白の半そで?

田村君:白シャツ+カバーオール

崎ちゃん:赤系チェックのフレンチスリーブみたいなシャツ

 

ホールツアー入れ替え曲となっていた「夏の魔物」を今回初めて聴けた

そのあとの最初の御挨拶。

 

「本当にお待たせしました。来れて良かったです。」

その後、前日と同様、一番後ろの人のために歌います、とマサムネ君が言ったあと

テ「(前方の客には)田村が行くからね!」

もちろん、マサムネ君も田村君ほどではないけれど多少はステージ際にも

来てくれます。

 

岐阜は7年ぶりだとのこと。

(”醒めない”ツアーでも三重の翌々日が岐阜となっていました)

ケイちゃん焼きを食べたそうです。

会場に「ケイちゃん焼き」のアクセントを確認するマサムネ君。

テレビ番組の「ハヤブサ消防団」を観ていてよく出ていた

この食べ物に興味を持ち、レシピを調べて作ったそうで

気に入ったらしく、週1くらいの頻度で作っていたというマメなマサムネ君。

 

今回、ここで食べるとなんか違う、と感じたそうで、「何が違うんだろう…?」

すると会場から「味噌!」と声が上がりました。

マ「味噌かー!」なるほど、と言う感じで話していると

テ「ロックっぽくない!」

マサムネ君は現地の味噌を買って帰ったのでしょうかね???

 

コナン君のおかげでスピッツも若い人に混じって

ストリーミングにチャートインしたりと言う話から

若い人の「きらり」(藤井風)を歌ったり(マサムネ君、田村君、クージーが演奏に参加?)

でも、カバーで盛り上がっているだけでは甘えている、と

ゆずのメロディーにチェリーの歌詞を乗せて歌いました。

歌い終わると田村君が拍手。

 

「昨日は(三重)平井堅の歌をやったけど、岐阜はどうしよう?」

岐阜と言えば清水ミチコさんだそうです。

清水ミチコさんのネタで「Ten Little Indians」のメロディーに乗せて

黒柳徹子さんのことを歌ったのがあるとちょこっと歌ってくれたのが

今、どんなのだったかよく思い出せないのですが最後に「ジェネリック~♪」で

すごく面白かったのです。

それを真似て「Ten Little Indians」のメロディー+「ロビンソン」の歌詞を

やってくれました。

会場、大いに盛り上がり、メンバーもびっくりしながら聴いていたような。

マサムネ君、歌った後で「深みがないね。」

ツアーの本来の曲をやるだけじゃなく、MCのネタとして

こんなことまでやってくれるなんて、サービス精神たっぷり。

 

「Ten Little Indians」は古い曲で著作権もないので

これを使って一儲けできそうだと冗談を言うマサムネ君に

テツヤ君は呆れてました(笑)。

 

「運命の人」では、ベースの出番がなかなか出てこないので

出だしではステージ左後方の隅っこで

腰かけて足をぶらぶらさせて暇つぶしの風の田村君でした。

 

岐阜公演は以前高山でもやったこともあったそうです。(あまったれツアー)

いつもホテルと会場の往復ばかりなので

この日メンバーたち(田村君以外かな)で岐阜駅まで来たと聞くと会場驚き!

私たちも夕方ほんの少し岐阜駅で写真を撮ったりしたので

Sさん「もっと早く岐阜に来るべきだった!」

 

マサムネ君は黄金の信長像の前で自撮りしたそうですよ。

でも、周りは誰も気づいていなかったとか。

その後、駅近くの清水川公園(とマサムネ君は言ったようだけれど

正しくは「清水緑地」)にも行ったそうです。

カモやシラサギもいるいいところだったと。

てっちゃんは鳥には気づかず、梅の木があったと言ってました。

 

スピッツはCall & Responseが苦手で自分が客で行くときも

大声でレスポンスなんてできないそうです。

 

次の曲に行くとき

「深みのある方やろう。」と言って「ロビンソン」。

 

i-o君の説明で、これはデザイナーのジュナイダさんの作品で

ステージ背景もジュナイダさんによるものだとのことでした。

i-o君の設計図みたいなもののことでしょうね。

 

「徹子の部屋」を観ていたら

中尾ミエさん、伊東ゆかりさんが出ていて

現役バリバリだったので、スピッツもトシだと言ってられないと。

 

このトシで元気にやっていたらサプリのCMが来たりして…とマサムネ君。

田村君ノリノリで「(楽屋で)ライブ前にはコレッ!」とCM風にサプリを持つ真似(笑)。

マサムネ君も続けて「(そんな)スピッツは56才!」

テツヤ君は否定的で「ロックじゃねーなっ!」

 

「8823」の時だったか田村君が暴れまくり、ドラム台に近付いて

手でドラムを叩いたりしたあと、何かごそごそしているなと思ったら

何とドラムスティックを1本引っ張り出してきました。

そのスティックでベースの弦を弾いたりしていましたが

てっちゃん側の方へ移動し、もしかして?と思っていたら

なんとそのスティックを崎ちゃんを差しおいて客席へ放り込んだのでした!

もちろん予備のスティックなので、崎ちゃんは特に困ることなく

演奏は続けていましたが、他のメンバーの物を投げるのが好きな田村君ですね。

 

前日のセットリストになかった「トンガリ’95」ではエンディングに崎ちゃんの

ドラムソロがありました!

 

アンコール

 

アンコール1曲目は「P」。

「ジュテーム?」と同じく、崎ちゃんの位置はマサムネ君とてっちゃんの間。

鈴のような音を出す楽器でチーンと鳴らし

黒い指なしグローブでジャンベ(?)を叩いていました。

田村君は座って演奏。

「P」のあとのお辞儀はせず、わざと変な歩き方でドラム台へ移動する

崎ちゃんでした。

 

メンバー紹介

田村君は前日と同じ黄色いグッズジャケットを着ていて

絶対に暑いはずなのに我慢していたのか「暑くない!」と言ってました。

でも、8月だったら着ないとのこと。

この日他メンバーとは別行動で東海道線に乗ってみたくて乗ったそうです。

岐阜駅から(?)バスで会場へ向かったら

前から乗るのか後ろから乗るのか戸惑ったそうです。

マサムネ君は、東京は前からだよねと言ってましたが

東京でもバス会社によって後ろから乗るのもあります。

 

田村君、乗ってからきづいたのがICカードが使えないこと!

持っていた硬貨は百円玉4枚だけ。

「小銭がなかった!」と言う田村君に

マ「百円玉は小銭!」

タ「俺の中では50円以下が小銭!」

 

バス料金230円だとおつりは出ず、車内で両替する必要ありだった。

PayPayもだめだし、焦った田村君。

幸い、田村君以外に降りる人はいなかったそうで

女性の運転手は優しく「ゆっくりでいいですよ。」

戸惑いはあったけれど田村君が言いたかったのは「岐阜バス最高!」

 

遠方から来た客だと思った運転手は「次(来られるとき)はカード使えますよ。」と

言ってくれたそうです。

(現在唯一使えるアユカはこの春に廃止され、スイカなどの全国のICカードが使用できるようになるそうです。岐阜、大きな街なのにえらく対応が遅れているのにびっくり。)

 

クージー

「(岐阜駅前の)信長様はすごかった!」

駅前にはヒョウタンのライトもあったそうで

以前会報でヒョウタンランプ作りをメンバーが体験したよね、と。

ヒョウタンライトはスピッツっぽいというクージーに

ライブにも使えそうとマサムネ君。

 

崎ちゃん

岐阜駅前にいた時、マサムネ君は誰にも気づかれてないと言ってたけれど

気づかれていたよ、と崎ちゃん。

2人連れの女性がマサムネ君に気づき、見ていて

そのあと、崎ちゃんと目が合ってお辞儀をしてくれたとか。

気づかれたことに気づいてなかったマサムネ君でした。

 

テツヤ君

以前、パンフの撮影で郡上八幡に来て、水がきれいでとてもいいところだと思った。

24時間盆踊りにいつか参加したいと思っているけれど

「問題は夜に弱い!」

 

マサムネ君

今日は盛り上がって、楽しい夜にしてもらったとのことでした。

 

アンコール2曲目は久しぶりに聴く「夢追い虫」

そしてラストは「1987→」でした。

 

帰りは小銭の要るバスを避けて

3人でタクシーに乗りました。

タクシーの窓からは暗闇に浮かぶように岐阜城が見えていました。

満員バスだったらきっと見えなかったでしょう。

 

ひみスタツアーはホールが4回

アリーナが5回も行けて、十分楽しめました。

 

ベルゲン先行で全落ちだったときはどうなることかと思いましたが

あちらこちらのやさしいスピ友さんたちに誘っていただき

本当に感謝です。

 

また、今まで行ったことのなかった

熊本、津、長良川などにも参加でき

しばらく会ってなかったスピ友さんにも遭遇したりして、

コロナ禍を経て変わらずスピッツを応援している気持ちが一緒なんだなぁと

嬉しくなりました。