ネタバレあります。

 

3人で近鉄名古屋駅16:00発の急行で津へ向かい

会場内のカフェでSさんの妹さんも加わり、ライブ前にスイーツで

お腹を満たしました。

 

この日はAさんが確保してくださったチケットで席は2階の2列目。

とても見通しがよく見やすい席でした。

 

京都からのKさん姉妹にも開演ぎりぎり前に会えて

お互いに楽しもうと声を掛け合いました。

 

振替公演のためアリーナツアーからまたホールツアーに戻り

もうすぐ開演となるステージには例の透ける幕がかかっていました。

 

1曲目、少しは早めに幕を取り除いてくれるかと思ったけれど

演出は以前と全く同じでした。

 

でも2階から見ると、思っていたよりも幕が薄く透明感があり

照明のせいか結構メンバーの姿は見えました。

 

幕が落ちた瞬間の拍手がすごかった(笑)。

ツアー初めの頃の金沢や熊本ではここまで大きな拍手ではなかった気がしました。

振替のため、延び延びになっていた公演を待ちわびていた気持ちでしょうね。

 

ところで、あの幕どうやって消えていたのかさっぱりわかっていなかったのですが

あれは上からバサッとステージ上に落ちたのでした。

幕はその後どうなったのか…きっとメンバーの顔を見て

観客が興奮しているうちにスタッフが回収したのかな。

 

衣装はマサムネ君はモノトーンのグラデーションみたいな長袖シャツに黒っぽいパンツ。

帽子もかぶっていました。

田村君は白長そでシャツに黒のカバーオール。

てっちゃんは白ノースリーブの上下とおそろいのキャップ。

崎ちゃんは中に白シャツ、その上に黒っぽいベストを羽織っていました。

 

スクリーンがセットされたアリーナツアーに慣れて、うっかり双眼鏡を忘れてしまってましたが

2階からだとさきちゃんの動きがものすごくよく見えました。

今回、ノースリーブの衣装の崎ちゃんの逞しい腕の動きがさらにカッコよく見えます。

 

「みそか」のエンディングのバスドラがドコドコと気持ちよく響き

スティックさばきに見とれてしまいます。

 

4曲やって最初のMC。

マ「8月に来るはずだったのに大変お待たせしました。…

 今日は一番後ろの人、あなたのために歌います。」と言ったマサムネ君の言葉に

テ「前の人残念だったねー。」

 

津は7年前のさめないツアー以来だそうで

津のソウルフード、はちみつまんじゅうを食べたと話してました。

(熊本で食べたのは蜂楽饅頭でしたね)

 

「讃歌」のあと次のMC。

なぜかこの日のセトリにはない「けもの道」の話を始めたマサムネ君。

歌詞の「○○の日の出すごーいきれいだなー♪」の○○の箇所をご当地の

地名に変えて歌うことが多いけれど、津の場合はどうやって歌うのか悩むというもの。

2パターンあると言って、ちょこっと歌ってくれました。

 

田村君は「前、津でやったことあるよ。」と、以前には実際に歌ったことがあるはずだそうで

それもよく覚えていないマサムネ君は今回、津の日の出の写真を検索したりして

イメージを高めたり、色々準備していたそうです。

ところが、アリーナツアーでは「けもの道」をやったから勘違いしていて

ホールの津では「けもの道」セトリにないいじゃん!と気づいたとか。

「今日、(「けもの道」は)無いっ!」

 

その後も、スリランカの首都スリ・ジャヤワルダナプラ・コッテでやったら

こんな感じでやれるとか、このネタは続きました。

 

このネタ、せっかく考えていたのに「けもの道」がセトリになくて使えないのは

もったいないと思ってしゃべりました、とマサムネ君。

テ「スリランカの首都で演ることはないだろうし、それより日本の隅々で演ろう!」

と、とてもいいことを言ってくれました。

てっちゃんの発言に会場拍手。

 

スピッツはこの夏結成37年になったとマサムネ君。

今ツアーも成長し、MCの流れもこなれてきたようです。

 

名探偵コナン君(いつもコナン君だけではなく名探偵コナン君と言う)のおかげで

若者にもスピッツを聴いてもらえるようになったそうです。

夏のイベントではカバーもやったと「きらり」もちょこっと歌ったりして

会場は盛り上がりました。

そして、他のアーティストの曲にスピッツの歌詞を乗せるのも。

名古屋ではスキマスイッチの曲でやってみたけれど、

三重は平井堅しかいない!と言って

「瞳を閉じて」に「ロビンソン」の歌詞を乗せてやってくれました!

これはメンバーも初めて聴いたみたいで、ファンと同じようにへ~って感じで

聴いていました。

マサムネ君はこれを歌いながら、「明日の岐阜どうしよう!」と思っていたそうです。

(翌日も行く予定の私は楽しみしかない。)

 

アンコール

メンバーはツアーグッズにお着替え。

 

アンコール1曲目は﨑ちゃんが前に来て「ジュテーム?」

曲の出だしはマサムネ君、崎ちゃん、クージー3人の演奏から入り

その後、田村君とてっちゃんも加わるというものでした。

崎ちゃんはブラシを使って演奏。

終わるとこの曲に限り崎ちゃんがきちんとお辞儀するのがなんだか面白い。

 

ここでメンバー紹介。

 

田村君は「愛のしるし」イントロをちょこっと弾いてくれました。

タ「『愛のしるし』TikTokで流行っていたけど、この曲は古いのかな?」

すかさずマサムネ君が

「スピッツの曲はいつまでも古くはないんだよ!(会場拍手)…と言う気合を持って

演奏する。」

会場もそうだ、そうだという感じで受け止めていました。

 

タ「汗だくで着てます。」とツアーグッズの黄色いフェイクメルトンアウトドアジャケットを

着こんでいました。

動き回って演奏する田村君にはめちゃ暑いはず。

このジャケットあまり売れていないのかな、と思いました(笑)。

(今、このレポを書きながらツアーグッズのページでよく見てみると、このジャケットの金属のスナップが特注らしくデコポンのデザインでそのディテールに驚きました。)

 

この日はメンバーは東京積雪の情報もあり前日入りしていたそうですが

クージーだけは当日入りしたとか。

間に合って良かったです。

 

この後、どういう流れだったか忘れましたが

マサムネ君が「ときめきpart1」での幕の話をして

あの幕が上がると(実際には上がるのではなく落ちた)恥ずかしかったそうです。

「(自分たちを)見ないで!」と思ったとか。

そりゃ無理でしょ!こちらは見に来ているのですから!

 

クージー

田村君は黄色が似合うよね、キレンジャーとか言ってました。

知り合いの人のネコだったか、名前が「ツ」というそうです。

また、クージーのお祖母さんが「みえ」と言うお名前なのだとか。

 

崎ちゃん

いつものシンバルネタをやったあと

久しぶりのホールでアットホームを感じたそうです。

 

自分のマイクについてよく質問があり「おはがきをいただく」そうですが

マイクがどのような仕掛けで動くか説明をしてくれました。

 

てっちゃん

雪で無事に開催できるか心配したけれどできてよかった。

1週間前から天気予報をチェックし、「雪(のマーク)が出たり消えたり」を見守っていたそう。

津は延期で振替公演なので、それがさらに延期になると

それは困ると思っていたのでしょうね。

ライブハウスでやっていたスピッツにとってはホールはやりやすい、そうです。

 

あのちゃんが出てきたとき、変わった名前だけれど

三重の人には受け入れやすかったんだろうなとか、これを聞いた私は

よく意味が分からなかったのですが、三重県に安濃(あのう)という地名があるから

そのことでしょうか?

 

マサムネ君

会場にいる一人一人に「生まれてきてくれてありがとう」と言ってくれました。

この言葉はアリーナツアーの頃からいつもマサムネ君が口にしていますが

本当に強い気持ちを込めて言ってくれているのだと思います。

 

アンコール2曲目は「月に帰る」そしてラストは「春の歌」で

津公演は無事に終わりました。

 

帰りは会場から臨時バスが出ていて、すでに3台ほど待機していたので

焦らずに近鉄津駅まで帰れ、予定していた特急より一つ早いのに乗って

無事に名古屋まで帰れました。

 

慣れない初めての会場はアクセスが気になり、一人で東京から津まで行くのは

もっと大変だったと思いますが

名古屋のSさん、豊田のAさんに連れて行ってもらい

安心してライブが楽しめ、道中もたくさんお話ができて良かったです。