ネタバレあります。

 

九段下駅でSさんと開場時刻少し前に待ち合わせ

武道館へ向かいました。

 

江戸時代から残る日本最古の城門である田安門から入ると

武道館の美しくライトアップされた屋根が見えてきました。

 

入場して座席に荷物を置いてからトイレへ。

トイレの数は多分改修前と変わっていなかったようですが

とてもきれいになっていました。

その後Sさんは田村君にメッセージを送るのだとか言って

しばらくスマホをいじってました。

田村ファンはやることが違うね!

 

開演時刻になると私たちの席から見える位置にあった大きな機材の

スイッチがぱっと赤く点灯してメンバーもステージに登場。

 

セットリストはわかってはいても

やっぱり1曲目が始まるとテンションが上がります。

「めぐりめぐって」曲中に何度かある独特のリズムに合わせた

手拍子が気持ちいい。

 

マサムネ君は白地に紺系の柄がプリントされたシャツに黒いゆったり目のパンツ。

名古屋では伸びていた前髪がすっきりしていました。

テツヤ君はデニム地のパッチワークが施された帽子、ノースリーブ、パンツ。

田村君はシンプルな白シャツに黒のオーバーオール、黒のチューリップハット。

オーバーオールは名古屋で2日とも着用していたものだと思います。

田村君は飛び回るのでゆったり目のこのオーバーオールがいいのかも。

さきちゃんは黒(紺?)のノースリーブ、細かいドットなどが並んだもの。

 

「紫の夜を越えて」のあとに最初のMC。

寒い中、平日にスピッツのために時間を割いてくれてありがとうございます。

 

「大好物」の時に黒衣風のカメラマンがステージをかなり堂々と

動き回り撮影していました。

今までと同じ人かな…?若干背が高かったような…?

 

「スーパーノヴァ」

ステージ上のスクリーンはそれまでの楽曲では

縦横色々な比率、サイズだったのですが、この曲の時はすべて正方形でした。

テツヤ君のテルミン操作もばっちり見えました。

間奏の後ボーカルちょっと遅れていたような…。

ハードな曲なのであまりよくわからなかったけれど。

 

「スーパーノヴァ」の後のMCではいつもテルミンとの会話コーナー(?)があり

マサムネ君に言われてテツヤ君がテルミンを操作するのですが、

この会話内容は事前にまったく打ち合わせしていないらしいです。

テツヤ君が何かごちゃごちゃ言ってたのが聞き取れませんでしたが

このコーナーはやりにくいとかそんな感じの事でした。

私たちの席は1階スタンドのほぼ最後列だったのでやや音がこもる傾向あったのかも。

テルミンの話がまだ続くのかなと思っていると

コバさん(スタッフ)が、さっさとテルミンを片付けてしまいました。

 

昔は武道館には出ないと言っていたスピッツも武道館での公演は

すでに何度もやってきました。

当時、スピッツは(小滝橋通りにあった頃の)Loftに出るのが目標で

それ以上のことは考えていなかったようでした。

 

今、こんなに立派な会場でやれて喜んでいる、とマサムネ君が言うと

テ「何回目(の武道館公演)だよ!」(笑)。

 

この日は「みなと」ではなく「正夢」がセットリストに。

アリーナツアーの2daysではこの2曲が入れ替えになるのですが

調べると福岡会場では2日間とも「正夢」だったのです。

 

それで思ったのですが、この曲をセットリストに入れたのは

昨年お亡くなりになったKANさんへ

捧げる意味もあったのではないかと思っています。

KANさんは福岡出身でマサムネ君の高校の先輩でもあるそうで

福岡会場では両日「正夢」をやったのはそういうことだったのかと…。

 

武道館ではそんなことを考えながら「正夢」を聴いていました。

 

「楓」のあとでMC。

若い人の曲コーナーでは藤井風くんの「きらり」をまた歌ってくれ

場内は盛り上がりました。

お客さんが楽しそうだとマサムネ君が言うと

タ「草野が一番楽しんでいる。」

 

その後、半分他の人の曲コーナーでは

「チェリー」の歌詞で「栄光の架橋」も歌い

この曲が一番(「チェリー」に合わせるのに)ぴったりだとのことでした。

 

マ「一昨日、武道館で熱いライブを披露した新しい学校のリーダーズ…」

と言って、新しい学校のリーダーズの曲に「チェリー」の歌詞で熱唱した

マサムネ君に場内騒然。

メンバーも知らなかったみたいで

テ「これをやるとは!」と驚いていました。

 

そのあと、どういう流れか忘れましたが、

マ「金井克子さんて知ってますか?」とまさかの超懐かしい名前。

私は周りに聞こえないような小声で「知ってる~。」

金井克子さんの「他人の関係」を振り付きでちょっとだけやってくれました。

でも、会場の反応がイマイチと思ったのかすぐにやめちゃいました。

 

そろそろ次の曲というとき、マサムネ君はギターをジャランジャラン鳴らして練習。

練習はしちゃダメって決めたのに、と他のメンバーに言われてました。

 

次の「サンシャイン」が始まった途端にマサムネ君が何か叫んだような…?

何か間違えたらしく、マサムネ君は身体を曲げてあ~って感じでした。

練習したのに???(笑)

「新しい学校のリーダーズが悪い!」と言うマサムネ君に

タ「悪くない。」

「サンシャイン」は最初からやり直しとなりました。

 

「甘ったれクリーチャー」だったか、田村君はものすごくジャンプしまくり

そのエネルギーはスゴかった!

 

アゲアゲの曲(「甘ったれ~?)のイントロでマサムネ君が珍しくモニター(?)に

片足をかけていました。

(ちなみにセンターのお立ち台には1曲目の終わりと本編最後の曲の終わりに

一瞬乗っていました。そっと上がり、そっと降りるのであまり目立たない。)

 

今回、ステージ左右の両端にもお立ち台があり、メンバーはそれも利用していました。

 

「オバケのロックバンド」では自分のボーカルの番が来るとき

「歌うよ。」みたいな雰囲気で田村君が軽く手を挙げていましたよ。

私はこの日に初めてこれに気づいたのですが、田村ファンはとっくに知っていました!

 

メンバーはグッズTシャツに着替えてアンコールに登場。

 

アンコール1曲目はまだこのツアーでは聴いたことがなかった「潮騒ちゃん」。

こういう曲ってとてもスピッツっぽいと思います。

曲の最中に田村君が「ブドウカン!」と叫んでいました。

 

メンバー紹介

田村君

「ブドウカンって言っちゃった。」

マサムネ君は何を叫んでいるのかわからなかったそうです。

田村君は会場の人よりも俺のほうが楽しんでいる、と言ってました。

他にも自分が客として初めて武道館へ来た時の事とか

(改修されて)トイレがきれいになっていたとか…云々。

 

クージー

昔、武道館に来ると、九段下の駅では「帰りの切符をお買い求めください!」と

言われていたけれど、今は「ピッ!」とできるからそんな必要がない

いい時代になったと。

 

「今日は何の日?」テーマは最近のクージーのお気に入りらしく

1月11日は龍の日だと言ってました。

辰年じゃないけど、崎ちゃんの日だね、とマサムネ君も。

 

崎ちゃん

年男と思われるけれど…、とクージーの話を受け止めていました。

武道館に初めて来たのは小学4年生のときで、少年剣道大会に出たそうです。

初回戦で負けて、午前中に終わっちゃってすぐに帰ったとか。

今日は武道館を満喫しているそうです。

 

テツヤ君

武道館にはエアロスミスを観に、メンバーで来たことがあったそう。

また、他の海外アーティストの公演ではステージの後ろも見える席で

ステージではライブをやっているのに、ダンサーの女性たちが

ステージ後ろでおしゃべりしていたのだとか。

 

武道館は大きさがいいのだそうです。

 

マサムネ君

震災などが起こって、こうして皆さんと会えるのも当たり前ではないので

言いたいのは「生まれてきてくれてありがとう」です、と感謝の言葉。

 

「1987→」でこの日のライブを明るく締めてくれました。

 

武道館は我が家からはアクセスがいいので、帰り支度もゆっくりできます。

外へ出てから、掲示板時代の久しぶりのスピ友さんたちとも会って

おしゃべりしながらの帰り道もとっても楽しかったです。

 

これで私にとってアリーナツアーは終わってしまいました。

もっとそういうことを考えていればよかったなぁ…。

 

入場時に受け取ったチラシの中に

『ひみつストレンジャー展』の案内があり、それを見て

「オバケのロックバンド」などでスクリーンに映っていたイラストは

これだったのか…と、それも後で気づく私でした。

 

このチラシを持って行くと入場料100円引きだそうですよ。

行きたい方はなくさないように!

 

 

次は来月の三重、岐阜公演に行きます!