名古屋市中区 白川公園へ
市内の中心部にありますが緑が豊かな公園で、オブジェが点在し敷地内には科学館、美術館があります。
名古屋市科学館
美術館では三連休のスタートと共に
「クマのプーさん」展 が始まりました。
晴天の予報の開催初日に行って参りました。
ディズニーのプーさんのイメージが強いですが クマのプーさん は1920年代に🇬🇧イギリスの作家A.A.ミルトンが子ども向けに書いた物語です。
今回の展示は、押絵を担当したイギリスのE.H.シェパードが1950~60年代に描いた原画100点が、詩や物語とともに紹介されています。
※館内撮影禁止の為、展示品の画像は拝借してご紹介します。
あまり公開される事がなかった為、想像していた様な水彩画の退色は見られず、年月を感じる事のない美しい原画でした。
最初に、プーさん をよく知る為に26のキーワードが解説されています。
プーさんを知らない方には優しく、
親しんだ方には懐かしく、
笑顔になるブースが
AtoT
A America
B Bear
・
・
I 石井桃子
『くまのプーさん』を日本に初めて紹介した翻訳家です。
1933年 🎄クリスマスイヴ
犬養毅邸で「プー横丁にたった家」の原書に出会い、その場で日本語にしながら子どもたちに読んだ。
という素敵なエピソードが日本でのプーさんの始まりです。
クマのプーさん の舞台
イギリス南部にあるアッシュダウンの森
クリフとファーロビンがプーさんと仲間たちと過ごした空間を映像で体験できます。
📷️フォトスポット
この3枚も原画が展示されています。
購入品
クリアファイルでなく、紙ファイル
地球への優しさ。
連休で開催初日とあって、サイズが小さな原画をひとつひとつ見る為には、一例になって順次進むといった、人気の展示にはありがちな風景でした。
日本女性の平均身長のワタシの目線にはとても見やすい高さの展示でしたが途中、車椅子の方をお見かけし、その方の視線からはとても見づらい高さにある事が気になり始めました。
万人に優しい というのがいかに難しいかを考えさせられます。
しかし
プーさんの世界の言葉と原画の響きは全ての人に優しい。
そして、愛らしい沢山のグッズも。
グッズ売場で、またすれ違った時に目に入ったその方の笑顔が印象的でした。