陽春花形歌舞伎 2022 | みずたま。のぽつぽつブログ

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2013年1弾から娘とハマったアイカツ!がきっかけでブログを始めました。
2018年に腺維腫摘出後のリハビリと感謝を機に御朱印の魅力に惹かれ神社仏閣巡りを始めました。



名古屋 御園座



御園座近くの🚧工事現場の仮囲いに貼られていました。
素敵な写真に、思わず足が止まりましたおねがい

昭和20年 空襲により焼失したので、貴重な資料であると思います。

その後、昭和36年にも焼失。
38年には中部地区初の🎳ボーリング場を併設した会館が完成します。
(ボーリングブームだったのか❔と思い🔎ググるとボーリングブームはこの数年後でした)




今の御園座は、平成30年に新しくなった劇場です



  
 






先代の御園座会館は、この辺りに楽屋出入口があり、平成の三之助で歌舞伎ブームが到来した時には、ワタシも突っ立っていたものですニコニコ




平成の三之助とは
新之助(十一代目 市川海老蔵) 
辰之助(四代目 尾上松緑)

そして、
最近では モモケン としての知名度が高い

菊之助  五代目 尾上菊之助 

※画像は拝借しました


朝ドラ📺"カムカムエヴリバディ" では🎬銀幕のスターと、その子といった二役ですが、現実でも
父は、人間国宝 尾上菊五郎
母は、女優の 富司順子
姉もまた女優の 寺島しのぶ
といった スターの家系です。


その 尾上菊之助 が2年ぶりに御園座の舞台に立ちました。
 


名古屋に春を告げる

🌸 陽春花形歌舞伎 🌸



新古演劇十種の内 とありますが、これは、音羽屋のお家芸ということです。
「身替座禅」20年以上前になるかと思いますが、ここ御園座で、お父様の菊五郎の 身替座禅 を大変面白く観たのを思い出します。

親から子、子から子へ
まさに カムカム であり モモケン の世界でもあるわけです。


  
歌舞伎も、コロナ禍で新しいカタチへと変わりました。


大向こうさんはいなくなり







ルーティーンの最中アイスは予約制となりました。






時短となり演目が減り








パンフレットの販売がなくなりました。






しかし嬉しいこともニコニコ

演目が減った事で値段全体が下がり、出かけやすくなりました。
この日も、小学生のお子さん連れのご家族も数組お見かけして、なんだか嬉しくなりました

今回、ロビーで「カムカム」とか「モモケン」なんてフレーズを耳にしましたので、朝ドラの影響も大きいと思われます。





更に、全国で一番高いとも言われてきた
御園座の歌舞伎チケットの値段が見直され
全国で一番安い1000円の設定ができましたびっくり

今回、二階席前方を通常のS席→A席の設定としたので、舞台全体を観ることができて、値段が落ちた二階席をワタシは狙いました。


会員先行で 狙い通り👍



緞帳は、杉本健吉さんの "天人奏楽"
今の季節にぴったりの美しい緞帳ですおねがい





二階ロビー


この度の演目の一つ 「雪」が掲げてあります
(常設のはず)

地唄は、お座敷の狭い空間で演じられる舞いで、畳一畳で舞うと言われます。
菊之助 の 地唄「雪」
二階席からは、陰影の中で、雪の景色を感じる中での、しなやかな舞いでした。
この演目、二階席オススメです。



もうひとつ嬉しいことに

今月は、イヤホンガイド が復活しましたラブ


歌舞伎ソムリエおくだ健太郎氏でなかったのは、大変ガッカリでしたが💔イヤホンガイドがあると数倍楽しめます。

 

演劇界も、少しずつ日常が戻りつつあるのを感じられた 陽春歌舞伎でした。




長くなってしまうので…

相生獅子 と、女形 中村苔玉 の可愛らしさについては、また何かに絡めて書きたいと思います。




そして、チケット販売を心待ちにしているのが



名古屋に超歌舞伎がいよいよおねがい

 

いざ

3年ぶりの 初音屋 へ。