皆さんこんばんわ
ゴールデンウィークも終わり普段の仕事に勤しむ方が多いと思います。春一番が吹かない年は天気が荒れると言われてますが過ぎた荒れ模様は忘れて気を引き締め頑張りたい所ですね。

さて、今日は運命の法則第三弾、質量の法則についてお話しをしようと思っています。質量とは呼んで字の如く中身と重さのことです。私もこれまで沢山の人々を鑑定してきてある時、ふと思ったことがありました。それは大富豪と小金持ちにはどんな差があるのだろうと言うことです。
以前、お会いしたW氏。バブルの頃にはフォーブス紙で世界的億万長者として取り上げられた人物ですが生年月日を調べると成る程、金庫を背負って生まれて来た様な星回りであることが分かりました。しかし、世の中にはこのW氏よりも恵まれた天分や運勢を持つ人物がちらほら散見出来ます。

最たる例がマイクロソフトのビル・ゲイツです。世の中には彼と同じ生年月日に生まれた人物が結構存在するはずです。しかし、その人達がビル・ゲイツ並みの巨万の富を築けるかと言えば殆どが無理でしょう。しかし鑑定した場合、やはりその人は財運に恵まれた人と言う判断になるはずです。
ビル・ゲイツの生年月日は特殊なシグナルがある運勢ですので仕事や財産に恵まれた天分を持っていると言えますが同じ生年月日だったとしてもその度合い、つまり質と量に違いが生まれる訳です。運命学の世界では長年、同じ生年月日の人の成功は天分が決めるのか努力や環境が決めるのかと論争が別れていましたが何も同じ生年月日の人同士だけに限らずその人の環境と努力が人生を左右することは言うまでもありません。人生とは糾える縄の如しと言う言葉があります。
幸せと不幸せは隣り合わせで編み込まれた縄の様なものだと言う意味なのですが人生は上り坂、下り坂、運命のアップダウンがある一定の法則で推移しています。人生が終わった時、その上がり下がりもピンと張った一本の縄になりプラマイゼロになる訳です。
貴方の周りにも羨むほどの人生を生きている人が居るかも知れません。しかし人の運命とは極論、質量の違いだけしかないのです。唸るような大金を持つ人が財産を持つことに幸せを見いだせるとは限りません。それは幸福の質が違うからです。しかし、その人に財運があれば莫大な富と言う形で容量を満たす人生となる訳です。人生の飛躍を決める質量の不思議。少しご理解頂ければ運命の本質を知るヒントになるかも知れません。