関東のパン屋さん
グルっぽ作りました
パンが大好きな方、気軽に参加してください


さて、5月に東急ハンズ池袋店で行われた『パンコレ』記事もようやくラストです!!(色々省略したので書いてみたらあっと言う間でしたが、取り掛かるまでが果てしなく長かったあせる)
午後の部(東京のパン屋さんの部)で購入した残りのパンは、もちろんコレ


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当然バゲットです(・∀・)
前回と違って、今回パンはジャンル別に並んでいたわけではないのですが(店毎でした)、それでもやっちゃいますよ、食べ比べ得意げ
購入した3種類のバゲット(どの店も小さめに作ってくれてます)、見た目からして全く違いますね。どのバゲットも、原材料は小麦粉(一番左のだけプラス全粒粉)・塩・イーストのみなのに、作り手・作り方・粉の種類等によって、十人十色の個性が出る、世にも不思議なパンなのです(笑)
早速ですが、これらがどこのお店のバゲットかといいますと


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バゲットジャポネーズ
\130
カタネベーカリー@渋谷区


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バゲット
\140
365日@渋谷区


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夜の麦
\220
TOLO PAN TOKYO@目黒区


カタネさんは前回のパンコレでもバゲット出してましたが(昨年の記事参照)、今回はそれとは違うバゲットです。
名前にジャポネーズと付いてるし、国産小麦を使用したタイプなのかしら。もしくは、日本人好みのバゲットという意味なのか、クラストの食感よりも、クラムのもっちり感のほうが印象に残りました。
味も前回のバゲットのような目立った特徴はなく、イイ意味でシンプル、イイ意味で何にでも合う、逆を言えば記憶に残らない(←すみませんあせる)、普通に美味しいバゲットでした。


365日は昨年12月12日に代々木公園にオープンしたお店です。1度近くを通った時にお店に行こうとしたのだけど、時間が遅かったためパンがほとんど残っていないと言われ、断念して以来それきりだわ(笑)改めて行かなきゃ!!と思ってたところ、パンコレで初対面目
ココはいずれ確実に訪問するので、バゲットも訪問時に買うつもりだったんですけど、一足先にパンコレで買ったこのバゲットを食べて、ちょっと迷いが生じてます(笑)まぁ、つまり好みではなかったんですね。
わざわざこのバゲットだけ裏返した写真も載っけてますが、ご覧の通り、ブツブツが出来てます(笑)型に入れて焼いた跡ですね。365日では、誰が焼いても同じ形になるようにと、多くのパンで型を使用しているらしいのですが、そのままがぶっとかぶりついちゃう人間にとっては、ちょっと妙な舌触りガーン
こんがり焼けたクラストは、過剰なくらいに麦の香りが漂ってます。自然を極めて不自然になったような、これもまたちょっと妙な味。
それとは対照的にクラムはしっとり艶々で、柔らかな甘さ。クラムだけくり貫いて食べたかったあせる


最後のトロパンのバゲットには、海老名農業高校の生徒さんが育てたユメシホウをミルパワージャパンで挽いた粉が使用されており、その表面には同所で挽いたふすまがかけられております。(※ミルパワージャパンはこのブログでも少し触れましたが、【ブノワトン】の故・高橋シェフが設立した石臼製粉会社です)
表面のふすま効果もありますが、それがなくても、麦の、いや、麦畑の香りがします。
クラストはやや脆く、カットすると、ナイフの刃が入った部分以外のところまでメリッとひび割れてしまうような。サンドにする時にちょっと困りました(笑)
中に大きな気泡はなく、ライ麦パンのような詰まり方をしているのですが、それよりも、もう少しほわほろっと柔らかいです。
バゲットとはなんか違うなと思うんですが(トロパンのコトだから、きっと変わった作り方・焼き方してると思います)、石臼挽き粉独特の生き生きとした麦感を120%感じられるパンでした。


午前午後合わせ改めて今回のパンコレを振り返ると、昨年と比べて、買う側だけでなく、パン屋さん側もかなり気合い入ってたんじゃないかなと(笑)
なんていうか、店売りのパンそのまんまではなく、どのお店も工夫を凝らした、それでいて各々の個性も残したパンを、このパンコレのためだけに作ってくださったんだろうなというのがひしひしと伝わってきて。そこに主催のパンラボさんとパン屋さんの確かな信頼関係があると感じました。
すごいな、パンコレ。次回も楽しみにしてます!!