俳句ポスト365の2017年5月3日(水)締め切りの兼題「芒種」

 

二十四節気の一つ。太陽の黄経が75度に達した時で、陽暦では6月上旬頃。稲や麦など芒(のぎ)のある穀物の種を蒔く時期を指し、田植えが始まる日である。

 

概ね、6月6日ころのようです。

 

6月6日は、ロールケーキの日、東京都薬剤師会の公衆衛生委員会が中心となって制定された飲み水の日、「生け花の日」「楽器の日」「邦楽の日」(楽器や舞踊などの伝統芸能では、6月6日が稽古はじめとされていたため)

 

現在、稲の種を蒔くは、苗代ですが、古代は直接田へ蒔いていたかもしれません。

稲の籾は、実らなければもう来年から生きていく術を失うほど、古代の日本人にとっては大切なものです。

稲を植えることは神事でさえありました。

 

食べ物や種子を豊富に手に入れられる現代で、それにたとえるとしたら、大切な我が子を授かって育てることでしょうか?

そういう環境を選ぶとしたら、清らかさを求めると思います。

清らかさを表現した句が、この季語の秀句とされている気がします。

 

また、何かを始めることと、この季語は相性が良さそうです。

ジューンブライドのイメージもありそうですので、結婚と取り合わせてもいいかも知れません。