象さん句会はネット上の句会です。
非公開の句会なので、未発表句として扱われます。
このブログ記事は、私が投句した句と、それに対する選評を載せています。
選評はブログ公開を承諾して下さった方のみ公開しています。
自分の俳句に対する選評を戴く機会って大切だと思います。
どういう読み方をされるかが勉強になります。
自分の考えとは思いもよらない読み方に気付かされたりします。
 
ネット上には様々な句会がありますが、象さん句会には参加者が交流している感覚があるように思います。
リアル句会に参加するにはまだまだ敷居が高いし、ネット句会も厳しそうだと感じる方は象さん句会で慣れてから他で挑んではどうでしょうか?
象さん句会は奇数月の上旬あたりに下記で募集されます。
 
 
◎特選(3点)、○並選(2点)、●予選(1点)
 
2 -------------------------------
幼子の両手ひろげて追う落花 佐東亜阿介
*8点
◎散る花びらを地面に落ちるまでに掬えたら100円あげるよと夫から言われ必死で花びらを追っかけていた幼子たちの姿を思い出しました。(笑)でもこれが!難しくて拾えないんですよね。子供たちの収穫は結局ゼロでした。
○景がしっかりと見えて、美しい句だと思います。
○桜の下のよく見る光景。微笑ましい。
●とても可愛い。そしてこの子は、美しく育つと思う。
 
13 -------------------------------
春匂う蕨手刀のつかの色 佐東亜阿介
*4点
○「色」に「匂い」を感じる、というこの感覚に惹かれました。刀のつかですから、当然握る人の手の脂の匂いが染み込んでいるはず。それが「春の匂い」かと言われると?ですが、想像の余地があって、惹かれた一句でした。
 
25 -------------------------------
花筏部長と歩く庶務課の娘 佐東亜阿介
*1点
●これは何回も読み、最近知った俳句のまんがの絵でイメージしました。花筏がどんな意味があるのかな。深読みせずこの二人を見守りました。
 
36 -------------------------------
散る桜載せた課長の後頭部 佐東亜阿介
 
42 -------------------------------
目借時午後咳払いする講師 佐東亜阿介
*3点
○最初講師が自分が眠くなって咳払いして自分の眠気をごまかしてるのかと解釈。
でも普通に自分が咳払いされてたのかと。
みんな眠くなりますね。
●講師の先生は、自分も眠くなってしまったのでしょうね。