今回、久々に人選に複数入選できました。

皆さまの励ましのお陰です。

ありがとうございます。

 

記事タイトル句は、自己採点では、比喩点の1点のみでした。

自選をしていれば投句から漏れていた句です。

 

もう一句は

 

地蔵さまいくつも並ぶ蕨狩

 

で、自己採点無点句です。

「選句は大切。作句はその時の調子などがあるが選句はそういう事は関係ない。自分の力以上のものはとれない。選句でその人の現在の力がわかる」ということで、それが今の私の実力です。

選に入った句は、調子がよい時のまぐれなのでしょう。

さもなければ、藤原実方さまかどなたかご神仏の作で、私は投句を取り次いだだけかも。

 

チームメンバーの方の句を鑑賞致します。

 

蕨狩る目に付け替へて蕨狩る さるぼぼさん

 

人選二句おめでとうございます。

うん、うん、よくわかります。

蕨狩モードですよね。

でも、私は今、選句モードの目に付け替えたいと切に思います。

 

巻き初むる星雲そつと蕨摘む さるぼぼさん

 

これはまた大胆な比喩ですね。

くるくるしていて。

金パイもうすぐ感いっぱい!

明日かな?

 

たたら場の赤目砂鉄や蕨狩 小川めぐるさん

 

人選おめでとうございます。

これはもしかしたら、蕨手刀からの発想?

もののけ姫的な世界観かもしれませんが、味がありますね。

さすが、金パイ。

 

ラジコンを飛ばす父待つ蕨狩 松尾千波矢さん

 

入選おめでとうございます。

空間的な広がりと、家族愛を感じます。

お母さまと並んでの入選ですね。

 

蕨狩ご飯に炊きて仏壇へ 松尾富美子さん

 

ご家族を大切になさる方は、ご先祖も大切になさるのですね。

おいしそうです。

 

蕨狩黒き指紋を擦り取る 葉音さん

 

二句入選おめでとうございます。

指が黒くなりますよね。

指紋をこすり取るという表現がいいですね。

 

半径の徐々に伸びたる蕨狩 葉音さん

 

だんだん探す範囲が広がっていくのが、蕨狩ですね。

 

句数が多いので、本日はチームメンバー中心と致しました。