まあ、なんですね、一句一句細かく検証していないので、毎回ちっとも進歩がないのですよね。

 

2016/11/3投句分
 ボロ毛布膝を包めば膝寒し ギャ句 ✖ 対象外
 かつて犬のいまは亭主の古毛布 ギャ句 ✖ 対象外
 毛布痛々し貸したい台風も 俳句回文 ✖ 対象外
 猛婦、妄父、耗夫 聞き做し季語 ✖ 対象外
 お上りが着る赤ゲットなる毛布 ✖ 詩情がない
 幸村と又兵衛伝え織る毛布 ✖ 詩情がない
2016/11/5投句分
 ナチス来る毛布に潜むアンネ達 ✖ 上五が季語にかかっているとも読める
 屋根裏にアンネ震えて毛布入る △ 景が伝わりそう
 受け止めてくれる毛布が待つゴール 〇 おそらく景は伝わると
 瓦礫から毛布へ移る身の安堵 △ 景は伝わりそうだが詩があるかどうか
 避難所の毛布一枚ある安堵 △ 景は伝わりそうだが詩があるかどうか
 一枚の毛布背負いて風まかせ ✖ 下五が安易
 毛布から伸ばした腕に触れしもの △ 何だろうと興味は持たれそう
 帰宅して毛布めくれば子の笑顔 △ 景が伝わりやすいが、発想は安易。猫でもよい
2016/11/7投句分
 包まれた毛布にすがるむせび泣き △ 不謹慎かも
 毛布から覗く罪人ほくそ笑む △ 不謹慎かも
 毛布から出でて目覚まし止める指 ✖ 発想が安易
 垂乳根の匂い求めて入る毛布 ✖ 意味不明
 いつまでも毛布かぶって見た窓辺 ✖ 句意が伝わらない
 公園の毛布が包むあの形 ✖ 詩ではない
 置き去りのアニメの毛布ゴミ捨て場 ✖ 意味不明
 炊事する妣かける声待つ毛布 ✖ 発想が安易
 すりきれたタグの根元がある毛布 〇 注目点が多少いいかも
 覚悟決め息呑む毛布出る刹那 ✖ 発想が安易
 香箱となった二匹がいる毛布 〇 景は伝わりやすい
 目覚ましも朝日も遮断せよ毛布 △ ちょっと面白いかも
 夜は更けて毛布次第にずり落ちる ✖ 発想が安易
 毛布から透ける素肌のなめらかさ ✖ 意味不明
 暗闇の毛布に潜む目が光る ✖ 意味不明
 公園のうごめく毛布あるベンチ ✖ 意味不明
 寝台の毛布たためば朝の駅 △ ちょっと面白いかも
 富士山の真上で毛布かける膝 △ ちょっと面白いかも
 毛布からはみ出す足も歯ぎしりも △ ちょっと面白いかも
 倒れ込む選手を受け止める毛布 ✖ 発想が安易
 プーさんのお腹かすれた古毛布 ✖ 発想が安易
 古毛布イイネがゼロの我がブログ ✖ 意味不明
 目覚めれば君の温もり持つ毛布 ✖ 意味不明
 段ボール箱の毛布の猫の声 ✖ 意味不明
 上野発青森行きのあの毛布 △ 多少郷愁をさそうかも
 出張の夜毛布から見るテレビ ✖ 意味不明
 物干しの毛布をめぐる日の光 ✖ 意味不明
 毛布からはみ出す足がまた寝言 △ ちょっと面白いかも
 寝台が走るあまたの毛布載せ △ ちょっと面白いかも
 毛布へと届く風の音チョモランマ ✖ 意味不明
 北国へ走る毛布を月が追う ✖ 意味不明
 毛布へと鉄路の鼓動響く夜 〇 「鉄路の鼓動」に詩があるかどうか
 夕暮れの駅が見送る日の毛布 △ わかるようなわからないような
 あの傷も箪笥も包む古毛布 △ わかるようなわからないような
 容疑者がかぶった毛布から見る眼 ✖ 日本語として変
 朝陽射す毛布終着駅に着く 〇 景はきれいかも
 運送の荷台に残る古毛布 〇 詩があるようなないような
 毛布から銀河鉄道発車せり ✖ 意味不明
 太陽の匂い毛布を干した後 ✖ 発想が安易
 朝日から逃れて籠る毛布奥 ✖ 発想が安易
 毛布から出ろと烏が啼き叫ぶ ✖ 意味不明
 毛布へと散歩したいと犬の声 ✖ 日本語として変
 宿直の毛布かぶって目を瞑る ✖ 詩情が感じられない
 登校の子らの声聴き毛布出る ✖ 発想が安易
 出張の宿の毛布の硬さかな △ 詩があるかどうか
 毛布から出ぬ吾子の朝月曜日 ✖ 意味不明
2016/11/11投句分
 毛布から去る人を追う眉の皺 ✖ 意味不明
 主無く寝床に毛布だけ残る ✖ 意味不明
 戦火から逃れた少女手の毛布 △ 句意がわかりにくい
 毛布から立ち上がる我が加齢臭 ✖ 詩情が感じられない
2016/11/16投句分
 詩を詠めず毛布を濡らすデクノボー ✖ 発想が安易
 この星を巻く大気圏てふ毛布 ✖ 発想が安易
 毛布から出でて下の句失せにけり ✖ 発想が安易
 哀しみも愛も毛布の腕の中 ✖ 意味不明
 包まれた毛布に涙する中也 ✖ 意味不明
 涙ごと包む毛布の夕日いろ △ ちょっと面白いかも
 毛布かけ待つアタックは五時間後 ✖ 意味不明
 山頂の風から守る薄毛布 ✖ 意味不明
 体内の太陽昇る薄毛布 ✖ 意味不明
 一日の陽の残り香のある毛布 △ ちょっと面白いかも