青森の川や池、田んぼには白鳥が来ます。

ときおり、車道をゆっくりと歩く時もあります。

ペッタン、ペッタン

 

風邪の駄句を一挙公開

 

体力の自信がない方は、閲覧をご遠慮下さい。

あまりの下手クソさに全身の力が抜けます。

今回から自選短評付き

 

2016/10/23投句分
 風邪などの事痛いとこ喉何故か 俳句回文  
 鯊、久世、畔、何故、ガセ 聞き做し季語  
 死ぬること風邪引かずともいふ女 ギャ句  
 風邪の身へ妻はつめたくつっかかる ギャ句  
2016/10/26投句分
 啼く烏風邪の頭を谺せり    詩情がない
 風邪の床氷枕の硬さかな    詩情がない
2016/10/27投句分
 水色の光の窓や風邪の床    特徴がない
 風邪の床何度も同じコマーシャル   詩情がない
 放課後の子らの声行く風邪の床   詰めが甘い
 完走のマラソンめける風邪の床   詰めが甘い
 額から滲む涙や風邪の床    詰めが甘い
 風邪の日を体温計と添い寝せり   詩情がない
 雲厚く窓暗くなる風邪の床   詩情がない
 月歌うごと窓照らす風邪の床   意味不明
 湿り気の重さ増しゆく風邪の床   詩情がない
 飛行機の過ぎ行く窓や風邪の床   詩情がない
 目覚めれば一番星の風邪の床   詩情がない
 全力で小用をなす風邪の午後   詩情がない
 あの女はいつも無言で風邪告げる   詰めが甘い
 天井が歪んで見える風邪の床  △ 景に共感あり
 髪の毛が貼り付く額風邪の床   詰めが甘い
 秒針の鼓動めきたる風邪の床   詰めが甘い
 風邪の子の手をひく母の薄化粧   詩情がない
 風邪の身へ体温計の硬さかな   詩情がない
 風邪と言い休む電話のかすれ声   詩情がない
 両腕に風棲む如く風邪の朝   詰めが甘い
 飲み込めぬ豆喉に棲む風邪の午後   詰めが甘い
 腹の減る気配もなくて風邪の床   詩情がない
 ねっとりと部屋の壁見る風邪の床   詰めが甘い
 犬小屋の犬の目めける風邪の床   詰めが甘い
 風邪の日を優しく癒す夢の君   詰めが甘い
 寝返りを出来ず目覚める風邪の朝   詰めが甘い
 部屋やけに広々として猫の風邪   意味不明
 風邪の日の囁きめける君の声   詩情がない
 妣の手が風邪の額へ載る昭和   意味不明
 背筋へと風邪の亀背が忍びこむ   意味不明
 一人居を風邪と同居のまま三晩   意味不明
 風邪の背へ心遣いのお大事に   詩情がない
 やせ我慢して言い訳としない風邪   詩情がない
 風邪の日を数え眠れぬ夜明け前   詩情がない
 風邪ごときなどとふらつく足が言う  詩情がない
 喉渇き恐る恐るの風邪の声   詩情がない
 風邪の日を人生などを考える   詩情がない
 棺桶へ横たわるごと風邪の床   詩情がない
 大手振り風邪てふ休み謳歌せり   詩情がない
 風邪の日の息を潜めて見る夕日   意味不明
 燗酒を薬と称し風邪の床    詩情がない
 助け呼ぶごと烏啼く風邪の床   詩情がない
 風邪の夜のしかかられる夢へまた   詩情がない
 蛇口から水落ちる音風邪の夜  〇 わかりやすい
 一杯の飯碗重し風邪の膳    詰めが甘い
 餌残す猫大人しく風邪の床   詩情がない
 風邪の夜窓から風と妣の声   意味不明
 風邪負かす思いをこめて洟をかむ   詩情がない
 行のごと床に留まる風邪の夜   詩情がない
 砂漠めく熱き渇きの風邪の喉   詩情がない
 大袈裟にかすれ声出す風邪の朝   詩情がない
 風邪の床明日は明日だと目をつむる  詩情がない
 秒針の音や眠れぬ風邪の夜   詰めが甘い
 風邪の夜明けて目覚めの身の軽さ  〇 多少共感あるか?
 カップ麺待つ間を眠る風邪の午後   詩情がない
 風邪の日の寝付いた午後へ来る電話  詩情がない
 風邪の午後秒針響く家の中   詰めが甘い
 風邪の日の食べぬご馳走香る夜   意味不明
 思い出す妣の温もり風邪の粥   詩情がない
 天井を這いつくばって風邪の床   意味不明
 風邪の身をからかう烏窓の空   詩情がない
 風邪の身を珍しそうに猫覗く   詩情がない
 我が犬のせがむ散歩や窓の床   詩情がない
 いそいそとして見舞う君風邪の床   意味不明
 諦めてしまいたくなる風邪の午後   意味不明
 満員の中へ風邪てふ切り札が   意味不明
 風邪ごときなど言う上司休む朝   詩情がない
 この風邪は一昨日夜の居酒屋の   詩情がない
 何となく風邪と思えば思うほど   詩情がない
 風邪ごとき負けぬと喉へ粥運ぶ   詩情がない
 風邪の日の頭5グラム重き朝  △ 多少おもしろい
 風邪の朝走り出したくなる思い   意味不明
 風邪の日の鼓動聴こえず目を覚ます  意味不明
 休養をくれた風邪なり粥の味   詩情がない
 向き変えて風邪の頭をなだめけり   詩情がない
 風邪の日の三歳の子の食べる粥   詩情がない
 風邪の子のしつかり握る親の指   詩情がない
 頬赤く風邪の子二杯食べる粥   詩情がない
 風邪の子へ不安隠せぬ我が夫婦   詩情がない
 背筋へと今入り込む風邪の邪鬼  △ 多少おもしろい
 風邪の夜の天井裏へ誘う手   詰めが甘い
 風邪の午後空へと誘う烏来る   意味不明
2016/10/30投句分
 龍の背にまたがり風邪の夜を翔ぶ   意味不明
 風邪の午後子鬼の童歌巡る   意味不明
 風邪の午後横たわる我見舞う猫   意味不明
 缶詰を開けてもらえる風邪の午後  △ ありがちな共感
 風邪の朝妣は土鍋の粥運ぶ   意味不明
 一人居の風邪には広し四畳半   詰めが甘い
 何もせぬまま夜来る風邪の身へ   意味不明
 風邪の粥自ら運ぶ妻の留守   詩情がない
 風邪の子を抱く母らの腕細し  △ 多少おもしろい
 風邪の日と謂えど残業して帰る   詩情がない
 饒舌のままの職場の風邪の人   詩情がない
 休めぬと言い出勤の風邪の人   詩情がない
 出張へ運転をする風邪の人   詩情がない
 客先の電話途切れぬ風邪の人   詩情がない
 風邪の朝鼓動確かめ目を瞑る   意味不明
 風邪の床ひさしぶり見る昼ドラマ   詩情がない
 風邪の日のやけに恋しく待つ電話   詰めが甘い
 風邪の夜目覚め来るまでまんじりと  意味不明
 風邪の日の辞世を詠んでみる夕べ   意味不明
 吊革が熱帯びてくる風邪の朝   詰めが甘い
 魔物来て車窓を覗く風邪の朝   意味不明
 目覚めれば悪夢と気付く風邪の朝  △ 多少おもしろい
 風邪の日の宙を漂う頭蓋骨   意味不明
 風邪の耳真昼の月の声を聴く   意味不明
2016/10/31投句分
 風邪の午後人形町の路地の音   意味不明
 風邪の子と水天宮へ祈る女   意味不明
 風邪の床から家人らの午後を知る   意味不明
 風邪の日のテレビはずっとショッピング  詩情がない
 天井の模様覚える風邪の午後  〇 多少共感あるかも
 風邪の午後食器を洗う水の音   詩情がない
 風邪の午後書を置きテレビ消してみる  詩情がない
 何者か棲む喉仏風邪の朝    詩情がない
 風邪の身を棄ててしまえと耳許へ   意味不明
 風邪の夜みじろぎもせず目も閉じず  詩情がない
 風邪の床救急車の音遠ざかる   詩情がない
 端居した声ややかすれ風邪の僧   詩情がない
 風邪の師の背筋伸ばしたかすれ声   詩情がない
 風邪の午後すぐ手が届く四畳半   詩情がない
 一人居の風邪の夜明けを臥して待つ  詩情がない
 窓の木々揺らす風あり風邪の午後   意味不明
 風邪の朝窓に遥かな岩木山   意味不明
 風邪の午後舟人めける佇まい   意味不明
2016/11/1投句分
 顔ほてり背筋の毛立つ風邪の朝  △ 多少の独創性あるが意味不明
 柔らかな妣の手風邪の額へと   詰めが甘い
 風邪の日を気遣う姉の玉子焼き  〇 景がわかりやすい
 風邪の目に映る我が家の壁のしみ   詰めが甘い
 喉渇く分だけ濡れた風邪の床   詩情がない
 風邪の日のさざ波めける不安かな   意味不明
 眠れずについ苛立ちを誘う風邪   意味不明
 不満げな顔したくなる風邪の午後   意味不明
 卒塔婆の並ぶ夢見る風邪の夜   意味不明
 風邪の名の特権ありし幼き日   意味不明
 風邪の身を自ら癒す自由の身   意味不明
 風邪の時ほどの正気はなかりけり   意味不明
 毎日の多忙に風邪をひとつまみ   意味不明
 つまみ食いしてみる風邪の塩加減   意味不明
 風邪召したお地蔵様の声を聴く   意味不明
 星の夜風邪の頭へ響く音    意味不明
 健康の有難み知る風邪の朝   詩情がない
 妣の手を風邪の額が覚えてる   詰めが甘い
 もの思う気だるき風邪ぞ恋めける   詰めが甘い
 これは恋きっと恋だと風邪の身へ   意味不明
2016/11/2投句分
 風邪を飼うほど元気ある若き人   意味不明
 一口の風邪から老いを知る夕べ   意味不明
 階段を登り来る風邪二三頭   意味不明
 風邪の日はうつらうつらと暮れてゆく 〇 景がわかりやすい
 ビル街をプラスチックの風邪が行く  意味不明
 硬質の風邪が漂うビルの裏   意味不明
 淫靡なる風邪漂えり雑居ビル  〇 多少おもしろい
 校庭の風邪跳ね返す子らの声   詰めが甘い
 雑踏を漂う風邪の八百万   △ 意味が伝われば面白いかも
 風邪の夜妣の手のひら思い出す  △ ありがちな共感
 風邪の子の指しっかりと母の腕   意味不明
 風邪の熱忘れ駆け出す子の笑顔   詰めが甘い
 風邪の子が息を潜める保健室   詩情がない
 風邪の子の喉覗き込む老いた医師  △ ありがちな共感
 風邪流行り机空席ばかりなり   詩情がない
 風邪の午後滴が落ちぬままの窓   意味不明
 風邪の朝満員電車なる牢屋   詩情がない
 風邪の午後食べ殻並ぶ四畳半   意味不明
 風邪の夜漂うように繁華街   意味不明
 風邪の膳感触のみの舌となる   意味不明
 風邪の日を堪能すべく起きている   詩情がない
 風邪の目に映るゆらりと午後の路   意味不明
 手が届くあれこれ風邪の枕元   詩情がない
 風邪治るまで無音なる夜の闇   意味不明
 風邪の鼻赤く乾いて動きけり   意味不明
 風邪の日のいろいろ飲んでいる食後  意味不明
 風邪の日を迎え至らぬ自己管理   詩情がない
 風邪の部屋まるめたティッシュ空の丼 △ ありがちな共感
 風邪の午後飲めば治ると言うテレビ  意味不明
 大袈裟な息の職場の風邪の人   意味不明
 寝床から出ないと決めた風邪の午後  詩情がない
 風邪の日の影を濃くする陽の光   意味不明
 風邪の日の力入らぬ腋の下   意味不明
 風邪の子の赤き手広げ天空へ   意味不明
 耳たぶに風邪の重さを下げる午後   意味不明
 部屋干しのパジャマが匂う風邪の夜 △ ありがちな共感
 風邪の夜大きな口を開けた空   意味不明
 風邪の尻ゆらゆらゆうらほっこほこ  意味不明
 一人居の風邪に抱かれて褥入る   意味不明
 風邪の声たちまち皆を黙らせて   意味不明
 下腹が腑抜けな風邪を連れ帰る   意味不明
 風邪の身の瞼に黄泉のバイオリン   意味不明
 雑踏に悲愴奏でる風邪の声   意味不明
 母の去るあの日の私風邪の夜   意味不明
 褥濡れ風邪の鱗の重さかな   意味不明
 風邪の声真言めける呪詛の街   意味不明
 暗き夜の風邪の瞼の薄き色   意味不明
 風邪の目で見る銀座から新橋へ   意味不明
 風邪の夜の歩き疲れた池袋   意味不明
 母の袖ぐいと掴みて風邪の子ら   意味不明
 燗の酒時には風邪の夜も良し   詩情がない
 風邪のまま歩く近所の裏通り   詩情がない
 電話口時折濁る風邪の声    詩情がない
 風邪の午後これは昨日の新聞紙   詩情がない
 お笑いを見て眠る午後風邪の日の   詩情がない
 風邪の日を身飽きたビデオ繰り返す  詩情がない
 風邪の午後お湯を沸かしてカップ麺  詩情がない
 風邪の日は何度もあった五十過ぎ   詩情がない