俳句甲子園の弘前会場で、観戦してきました。


出場校は、青森県から青森県立弘前高等学校、弘前学院聖愛高等学校、秋田県から秋田県立秋田西高等学校の三校です。


(記憶違いの場合は失礼します)

第一試合は、聖愛高校 vs 秋田西高校 兼題「水温む」2対1で聖愛高校

第二試合は、秋田西高校 vs 弘前高校 兼題「猫の子」1対2で弘前高校

第三試合は、弘前高校 vs 聖愛高校 兼題「苺」2対1で弘前高校


本戦出場確定校は、青森県立弘前高等学校です。


最優秀句は、聖愛高校の兼題「猫の子」で詠んだ句でした。


ディペードの熱気はまさにマンガ「ぼくらの17-ON!」そのもの。

「残り1分」と「それまで」のプラカードが恨めしくなるような熱戦でした。

(ブッダくんのような子は、いなかったみたい。)


勝敗の決まり方は、五人の審査員で、3対2などが多く、審査員毎の勝敗も、作品点同点で鑑賞点で勝敗が決まったり、結果同点で作品点の多い方に旗をあげたりなど、ほとんどが僅差でした。


松山市からスタッフとして来てくださった、ねこ端石さんと少しだけお話しできました。

穏やかそうな方で、生まれて初めて実際に会って生のいつき組の組員とお話できて幸せでした。

(戴いた名刺の裏の句「二人ほど花粉症なり告別式 猫岡子規」)


カナイもチューハイも、楽しんでくれたみたいで、何よりです。


残念だったことは、審査員は女性1名に男性4名に対して、戦った生徒は三校15名中、男子生徒2名だけという世代間性差が激しいと感じました。

観客はほとんど関係者とプレスだけで、もう少し関心が欲しいところです。


一日も早く、組長ご夫妻をお呼びして、句会ライブを実現し、青森県の俳壇を盛り上げて欲しいと思います。

組長が句会ライブをすれば、結社などの従来の俳句愛好団体と、俳句甲子園参加校生徒、プレバト視聴者とりわけジャニーズファンの子どもたちが、一堂に会し、大きな輪になると思うのです。


弘前市は、陸羯南や赤石定蔵、佐藤紅緑の出身地、松山で俳句が盛んであることにいささかの貢献はあったはずです。

弘前市のたとえば文化スポーツ振興課などで、何とか予算を工面して、句会ライブ実現を叶えて欲しいと思います。


弘前高校の生徒に、声をかけて、誇りを持って本戦に臨むようお願いしました。

弘前市だって、松山市に負けない俳句都市なんだからと。