俳句ポスト365の兼題「月見草」相変わらず苦戦しています。

これといって、思いつかないのです。


花とか、割と苦手かも。

月見草の繁殖力が弱くて、連作障害もあるそうなので、なかなか句も増えないようです。


ごきぶりはほっとくと、どんどん増殖したのに、月見草はやはり慎ましやかですね。


先日、不倫のイメージでと書きましたが、不倫で句を作るのも限界があります。

ドラマ性を追求しようとしても、あまり広がらないですね。


パートナーの不倫など、不誠実な態度に耐える姿も考えました。

ほかには、弱々しいもの、はかないものと広げてはいます。


多少、見込みがありそうなのは、過疎のイメージです。

人がいなくなっていく集落とか、イメージが重なるような気はします。


その他には、幽玄な世界でしょうか。

ちょっとこの世のものではない何かを描きたい気もします。


過去の花の天選をざっと見た時、やはり咲いている場所(地域)を中心とした花の特性をよく詠んでいる句が多い気がします。

ありふれた取り合わせであっても、そこに独創的な提案が含まれると、より上質な詩になるのでしょう。


さてさて、月見草はどんな要素を持っているのか?

一つわかっているのは、一日の中での時間を内在している花であること。

他には、宇宙への志向などが考えられるのではないでしょうか。