結局、姉と私の二人が泊まる事にした。


姉は、支度をしに帰り、おばさん二人も帰宅家


毎日こうして、誰かがお父さんの傍にいるドキドキ


本当に、愛されているんだねひらめき電球お父さんは音符



…母と高嗣と私…

父の状態が毎日苦しそうだから


篠原先生に辛い話だけど、ちゃんと話しを聞きたい…


高嗣と私で話しに行く事にした。


今、処置してるお薬や点滴の、頻度や量。

…そんな事は、実はどうでも良くて…



…どれ位生きられるの?だった…


麻薬を使わないと辛すぎる程の状態


「いつどうなってもおかしくない…」


再入院してから、日に日に悪くなっている。


それは、誰が見ても分かるしょぼん

ただ、これ以上苦しませたくない…

私達家族の願いは、安らかに逝かせてあげたい…ただ、それだけ。


父は本当に、頑張った。



慎重に、言葉を選びながら優しい口調で説明してくれる先生…


…覚悟しないといけない日はそう遠くないショック!


篠原先生が大好きだった父キラキラ

先生の前だと無理して

「大丈夫ですっ」て言ってしまってたんだけど…



今では、話す事も出来なくなっちゃったね…


白髪を気にしていた父

…放射線治療で髪が抜けてしまったのを本当に気にしていたけど…


最近は、黒い髪が生えて来てたのにね…


昔っから、ガキ大将で外で遊ぶ事が好きだった父


野球もやってたから、腕の力が強い


…無意識に苦しみながら手を握る力は、病人じゃないよ…


どこ触っても暖かい…


優しく手を暖めてくれた父の手が、いつか冷たくなる事なんて…


病気がなければ、体は生きようと、再出発の準備をしているのに…



想像つかない…

動かなくなるなんて…

骨だけになってしまうなんて…


…お父さんにどうしても会いたくなった時

私は、どうしたらいいのですか?