これまでに一番はまった本は?

 

今、読んでいるのは

 

吉田修一

『横道世之介』

『おかえり 横道世之介』

 

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義母のあれこれで新聞紙を使うことが多く、古新聞をストックしています。
今、使っている新聞が、朝刊で連載されていた『永遠と横道世之介』の世之介とニ千花の結婚式の真似事辺り。
古新聞なので、そのまま包んで捨てて仕舞えばよいのですが、ついつい世之介を読んでしまって、ウフフとなってしまいます
それで、前作2冊読み返しています。
 
この間は、電車に乗ったとき読んでしまって、怪しい人になりかけました。家で読んでいる時は気にならなかったのだけれど、笑ってしまう。
 
映画にもなって高良健吾さんが世之介でした。吉高由里子さんの祥子ちゃんも本当に祥子ちゃんでした。
 
文庫本、
『横道世之介』は文春文庫で、『おかえり 横道世之介』は中公文庫です。書店で購入の際は、多分、横並びしていません。
 
 
世之介の大学生の一年、フリーターの一年、そしてカメラマンとしての一年の中に、世之介を思い出す人たちが描かれています。
サンバサークルに入っちゃったり、カメラとであったり、就職できず、パチンコ屋通いの中での出会いがあって…。
「その出来事」の後、みんなの中に、悲観的な思いではなく、希望のような世之介が残っていて、「おかえり」に書かれていた隼人さんの手紙に書かれていた
「ただ善良である奇跡」という言葉が世之介を表す言葉だと思います。