縁切りしてよかった(3)…バイ菌扱い | イライザのブログ

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ある年のお正月


結婚して、数年目の年末に
風邪をひいてしまった、私。

けど内心、風邪を理由に、旦那さんの実家へ行かなくていいかも!?


と、少し期待した。


年が明けた元旦のお昼、案の定

義母から電話が入る…。


義母   「何時頃、来るんや!?

           M(義姉)らは、もう来てるんやで!」


私       「すみません。風邪をひいたみたいで。

           みんなにうつってはいけないので、日を                改めて行きます」


義母   「何を言うてんの!風邪が何やの!

           来るのが当たり前やろ。

            Mも来てるんやで」


と、数分のやりとり。


この会話を聞いてても、この時の旦那さんは

まだ私の味方では言わなかった。

『おかんが来いって言ってるんやから、

    行ったらええんちゃう?』


鼻声で咳も出るし、少し悪寒がすると言っても、

『とりあえず、行こう』と、旦那。


旦那の実家に着き、親戚の子供が

お年玉をもらいに、おばばと来ていた。

ちなみに、そのおばばというのは、

義母の実妹。子供というのは、

おばばの孫。


ポチ袋を持って、新年の挨拶をしかけた時、

ゴホッゴホッと咳が。

すると、そのおばば、


『嫌や!この人風邪ひいてるやん!

    バイ菌うつるわ!◯◯ちゃん、さっさと

    帰るで!』


と、言って、バッとあたしの手からポチ袋を取り、帰っていった。


もちろん、お年玉のお礼も言われてない。

バイ菌扱いされたことも、皆スルー。

旦那さえ、何事もなかったかのように…。


何か腹が立って

『バイ菌扱いされたんやけど…』

って言ったら

『ほっといたらええねん』


…『は!?』


「気分悪くしたでなぁ、ごめんな」

ぐらい言われへん?

笑うって、どういうこと!?


そっか、あたしこの中では【他人】やんもな。

こんな人達の【他人】でよかった、と

のちに、思えるようになるまで、どのくらい

かかったやろうか。


この時はまだ、旦那さん=義家族

やったもんなぁ…。