こんにちは! 長らくご無沙汰してしまいゴメンナサイ。
今回のもてぎには、哀愁のドライバー尖閣諸島問題で揺れる中国は上海から直接もてぎに入りました。なんて、ちょっとカッコつけていますが、実は上海でGM(ゼネラルモータース)の試乗会がありそれに参加。金曜日のお昼に成田空港に帰国しそのままもてぎに直行したというわけです。

まぁ、そんなことはよいとして、今回から新しいシートに換装したのでシート合わせをしなくてはならず、ちょと急いでのもてぎ旅でした。
幸いにもシート合わせはスムーズに運び、ドライバーズブリーフィングといつものように金曜日が終わりました。
宿泊は水戸市内。今日はヨッシーがスポンサーさんと食事の予定が入っていたので、ボクは一人でホテル前の居酒屋に直行。正直、上海疲れで早く寝たかったので一人食事はラッキーと思っていたのだが、そこでインディーシリーズの放映をしているGAORAのスタッフと遭遇。結局、たくさんおしゃべりして楽しい食事となりました。予定を1時間オーバー。でも、よく眠れました。
さぁ、土曜日朝の練習走行の開始。今回は、ブレーキの焼き入れなどがありボクから走り始めます。今シーズン、ニュータイヤでのアタックをあんまりやっていないボクのためにニュータイヤで出てゆきました。4周ほどしてブレーキに当たりがついたところでアタック。なんかまだクルマがしっくりこない。
続いてヨッシーがアタック。タイムは悪くないけど、彼もちょっとしっくりこない様子。
いつものように、伊藤エンジニアと試行錯誤を繰り返し交互に顔を出すアンダーステアーとオーバーステアーのレベルを下げることに注力。
そして、午後の予選ノックダウンがやってきました。
まずボクがQ1を担当。アタック! 緊張からか、けっこうミスをしまくる。それでも、ギリギリなんとか踏ん張りQ2に駒を進める。とりあえず責任果たす。良かった!
そしてヨッシー。いきなりトップタイム! やはりスゴイ!
なんなくQ3へ。しかし、ここでタイヤの選択ミスが発覚。
スタートタイヤをミディアムに想定していたのだが、Q3に履くニュータイヤがない! 仕方なく、ヨッシーがQ2で履いたミディアムタイヤの中古でQ3に臨むことに。しかも、このQ3で使用したタイヤが明日のレースのスタートタイヤとなる。そこで、Q3でフルアタックすることをやめるという作戦に切り替える。理由はタイヤを消耗させないためです。10番手でもいい、そう言い聞かせてコースに出たのだが、実際終わってみると26号車が出走できず9位というタナボタ。
クルマさえ決まっていれば、5列目スタートなんで怖くない。
キッズウォークではドライバーチェンジの練習も行い、18秒というこれまでで最速のタイムを記録。
明日はガンバルぞと、ヨッシーと二人ニコニコ顔でサーキットを後にしました。
朝のフリー走行。良かったんです、これが。
2人ともかなり良いペースで走れることを確認。
これはイケるぞ、と。
レースが楽しみな私たちは、美味しいお昼をいただきました。
そして、いよいよ本番、決勝レース。
今回はボクがスタートを努めます。
16周というかなり早い段階でピットインして交替、リヤタイヤのみ交換するというストラテジー。
とにかくぶつけないこと、が伊藤エンジニアからの指示。
スタート直後、ごちゃごちゃの団子でした。
ムリしないでいると、2台にパスされる。
アドレナリンがパァー! っと湧いて出るのを感じましたが、我慢しました。
焦らず、じっくり行こうと気持ちを切り替え、ミスしないよう走る。
しかし、最初はフロントタイヤがまだ温まりきっていないのだろうと我慢していたアンダーステアーがだんだんと強くなっていきます。
アッ! これタイヤが冷えているんじゃないんだ。
とにかく、アンダーが強くなってしまい、前方集団についてゆくのがやっとという状態に。
そのうち、フロントタイヤに小さなフラットスポットを作ってしまう。
フロントタイヤは交換しない作戦だったので、焦った…。
ただ、振動は小さかったからそのことをピットに伝える。
予定通り16周でピットイン。
練習したようにパッとコクピットから飛び出すつもりが、ちょい失敗。
それでも、そのあとの作業をがんばって短縮し、問題なく時間内でドライバーチェンジ完了。
あとはヨッシー任せたぞ! と。
ただし、思ったほどヨッシーのラップタイムも上がらない。
無線連絡で、やはりアンダーステアーに苦しんでいることがわかった。
それでも、安定して速いタイムを並べる。
どんどん順位も上がる。
そうこうしている36周目、ヨッシーからの無線で6速ギヤがなくなったとの連絡。
頼む! 最後まで持ってくれ!
しかし、40周を過ぎてギヤがどこにも入らなくなったと無線で伝えてきた。
万事休す。
マシンがピットに戻ってきた。
悔しいけど、これもレース。
結果はこうなってしまったけれども、日曜朝の練習走行までは本当に順調に良い流れをチームは作っていた。
そこまでのプロセスは、スタッフが皆それぞれきちんと仕事をしていた。
とても強いチームになってきたなぁ、と感じている。
皆さん、応援ありがとうございました。
あと一つ、富士もみんなで頑張ります。
まだまだ応援してください。
松田秀士