真野御陵、佐渡歴史伝説館 | 朝寝坊弁慶のささやかな交湯録

朝寝坊弁慶のささやかな交湯録

朝寝坊弁慶の由来は、朝寝坊して昼過ぎからのこのこと温泉に出かけていく習性に由来しております。

弁慶はなにかといえば、語呂合わせみたいなものです。

興味の幅がありすぎて、まとまりがありません。最近は京都に住んでいます。気持ち的にはです。

真野町観光案内図にはアルコール共和国の括弧書き。

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佐渡には7つの蔵元があるが、そのうち3軒が真野にあることから、真野はアルコール共和国なんだそうだ。

さて、佐渡と言えば流人の島。別に悪い意味で言っているのではなくね。弁慶はアウトローは大好きですよ。

ということで、好きじゃない坂を登ってやってきたのは、


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真野御陵
佐渡市真野461

正式には順徳天皇火葬塚であり、陵(墓)ではない。順徳天皇は、第84代天皇で在位は鎌倉時代の1210年から1221年。父、後鳥羽上皇の院政下の天皇だったが、共に倒幕に積極的で、そちらに備える為に退位し、承久の乱を起こし失敗。佐渡配流。1242年崩御。


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御陵のすぐ下にあるのが、

真野観光センターでそこにあったのがこの佐渡の赤玉石。

神戸の本御影石、鳥取の佐治川石とともに日本三大銘石とされるが、とかく三大には諸説あってそうじゃない説もある^^;。

なかなかのお値段でした。

更に下ると「真野村発祥の地」とかって石碑があったんだけど、ちょうど草刈り部隊が仕事をしていたから通り過ぎ、


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佐渡歴史伝説館
佐渡市真野655

ここは、お土産コーナーにジェンキンスさんが勤めているところ。普段は偶数日に出勤のようだけど、20日のこの日はお盆期間に連続出勤していてので、代休。

ここは劇場型の施設で

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等身大のロボットが歴史場面の再現をするという趣向で楽しい。1つの場面が終わると次のコーナーが始まるの。

慶子女王(佐渡で生まれた順徳上皇の第一皇女)


それでは、日蓮聖人が処刑を免れた場面をどうぞ




世阿弥も佐渡に流されたのですね。

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世阿弥は舞います^ ^。


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ここからは伝説や昔話のコーナー。爺と婆が導入部を担当するんだけど、手前の子供も人形で、ちょっと怖い(爆)。


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安寿と厨子王は小さなサイズの人形劇。その他、鶴の恩返しもあった。

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こちらは、おけさ伝説


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後半は佐渡出身の蝋型鋳金家 佐々木象堂の作品の展示となっている。


蝋型鋳金とはなんぞやという説明のコーナーがあった。

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蜜蝋で造形を作り、「極細かい真土と日本紙を混ぜた紙土と、粗い真土とを」と書いてあるけど、まあ粘土のような物を塗り固め、熱で蜜蝋を溶かして出して、そこに金属を流し込んで作るんだそうで、蜜蝋は溶けてしまうし、型は金属を取り出すのに壊してしまうから、一品製作で同じものがいくつもできないということ。


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最後にお土産売場をクリアーすると庭には鯉と鴨が待っていた。デコイみたいだけど、本物の鴨^ ^。

ね。