ピックアップ体験 | 朝寝坊弁慶のささやかな交湯録

朝寝坊弁慶のささやかな交湯録

朝寝坊弁慶の由来は、朝寝坊して昼過ぎからのこのこと温泉に出かけていく習性に由来しております。

弁慶はなにかといえば、語呂合わせみたいなものです。

興味の幅がありすぎて、まとまりがありません。最近は京都に住んでいます。気持ち的にはです。

片岡義男が小説の中で「男の子にはピックアップ体験が必要だ」と夫に語らせる。妻はステーションワゴンの体験が必要だと主張する。夫は同意するが、同じようにピックアップ体験が必要だと再度主張する。


逆かもしれないけど・・・



湯巡り弁慶の奇妙な生活


その頃欲しかったのがトヨタ・ハイラックス。当時は山の中の道まで舗装されているなんてことは稀だったから、キャンプとか好きだった私は必然的に四輪駆動車を必要だと感じていたから。


やっぱりその頃映画化された「メインテーマ」で主人公の男性が運転する車がダットラのキングキャブだったことはちょっと納得できなかった。


でも時代は四駆バブル期へと向かおうとしていて、ハイラックスはモデルチェンジしてサーフなるものをラインアップし始めた時期でもあった。かく言う私もその後コイルスプリングを採用した新型のサファリに魅せられて、そっちを購入することとなった。


しかしてなぜ四駆バブル期と称するか。それ以前の四駆黄金期は、必要とされて必要な姿で四駆は存在していたという意味で黄金期であったと思う。街に四駆が溢れたバブル期の残したものは、必要だということが黙殺されて必要な四駆が存在しない時代に陥った。その要因がバブル期のラグジュアリーな方向への路線変更にあったからと思うゆえにである。



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