ご訪問いただき
ありがとうございます。
兄の薬や食事面において
管理して下さっている
薬剤師の方から電話があった。
なんとなく悪い予感がしたが
大当たり。
内容は
兄が施設から近いスーパーで
食料を色々と買い込んでいるとのこと。
先日薬剤師さんが訪問した時
飲み食いの形跡があり
兄に問いただしてみたら
正直に認め
しかも
買い込んだものはクローゼットの中に
しまってあるということまで
ご丁寧にお伝えしたとのことである。
それを聞き
私は呆れてしまい
空いた口が塞がらなかった。
悪いながらも現状を維持するために
勝手に飲み食いしないでね、、と
散々言ってきた。
本人は今の自身の体調を詳しくは
把握していないということもあるが
私は歯がゆいような
なんとももどかしい気持ちで
いっぱいになってしまった。
薬剤師の方に
『私も二十四時間
兄を管理することも出来ないし
彼に言ってもまた忘れてしまって
同じ事の繰り返しだと思います。
病状が悪化するのはもう仕方がないと
思っています。覚悟しています。
ただ、皆さまが兄のためにと
一生懸命にして下さっているのに、、
と それだけが
申し訳ない気持ちでいっぱいです。』
と お伝えしたら
『私たちは今まで◯◯◯さんを看てきて
正直で隠し事もしないし出来ない
そしていつも穏やかで我慢強い、
そんな性格を理解しています。
今回のことも ◯◯◯さんらしいな 笑
と思ってます。
でもそんな◯◯◯さんだから
みんながどうにかしてあげたいと
思えるんですよ。』
と言って下さった。
ありがたい限りである。
夕方 作業が終わった時刻を見計らって
兄に電話をしたら
『今日も疲れたけど
心地よい疲れだよ。
達成感というか何というか…』
といつものように
心地よい疲れに
酔いしれているところを遮るように
電話の内容を話した。
案の定
薬剤師さんの訪問があったことも
そういう会話をしたことなども
全く覚えていないとのこと。
私は皆さまが兄のことを思い
一生懸命にして下さっていること、
そして 私も出来る限りのことを
してきたということ、
今もしているつもりだということ
そういうことを理解した上で
これからも同じことを繰り返すのなら
この先 悪化の一途を辿ったとしても
もうそれはそれで
自業自得だと納得してねと
念を押した。
「諦める」ということが
あまり好きではない私だが
『もう私も諦めたよ。
兄ちゃん 好きにしていいからね。』
と言ったら
『もうしないよ。』
と兄。
だが どうせまた
同じことを繰り返すだろう。
でももう仕方がないと思っている。
今までもそうであったように
人生山あり谷ありを認めて
これからの運命を受け入れたらいいだけ。
時には諦めも肝心なのかもしれない。