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ありがとうございます。
〝もう電話なんてするものか〟
などと言っていた私だが
意思が弱く
思い切りが悪い私は
迷惑がられるのを覚悟で
兄に電話をしてみた。
『兄ちゃん元気?』
元気?と聞くほど
日を置いてはいないが
電話の向こうの兄は
迷惑そうでもなく
そこまで無愛想でもなく
かと言って
喜んでいるわけでもなく
至って普通だった。
『昼間の作業は夕方まであるから
しんどくない?』
と聞けば
『そんな難しい作業じゃないけど
少し時間が長いからしんどいよ。
終わって部屋に帰ったら
ドッと疲れが出てくるよ。
でも 心地よい疲れだよ。』
心地よい疲れ…
最近の私には
なかなか堪能できていない
理想的な疲れだ。
〝なんでこんな事しなきゃいけないんだ、
作業なんかもうしたくない!〟
などと言われたら
どうしようかと思っていた。
兄のことだから
私に心配させまいと
真意なのかどうなのかは
わからないが
置かれた場所で
頑張ってくれているのだと思い
少し嬉しくなった私である。
作業の報酬は
月に数千円〜一万円ぐらいとのこと。
わずかながらでも
ホーム代の足しになればと
一生懸命な兄。
きっと彼は
頑張った分だけいただけると
勘違いしていることだろう。
だが 報酬は
仕事が出来る出来ないにかかわらず
個人個人ではなく
そこの施設の利用者の皆さまに
均等な額が支給されるらしい。
兄の一生懸命に取り組む姿が
目に浮かぶ(笑)
世のため人のため
そして自分のために
頑張るんだよ 兄ちゃん。
一生懸命はかっこいいよ。