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ありがとうございます。



兄が入所している施設は
6名入所のグループホーム。

その中で
一番リスキーなのが
兄らしい。

他の5名の方々は
食事制限もなく低血糖の心配もなく

緊急事態の時など
ある程度は
自分で対応できるとのこと。



食事は
兄だけ腎臓病食だ。

施設の朝食時間は七時。

私が八時半頃に電話をしてみると
朝食を食べていないこと数回。

事情を聞けば
世話人の方が作って下さる朝食を
けなげに待っていたらしい。

待てど暮らせど
食べれるわけないのだ。


「兄ちゃん、言ったでしょ?
   兄ちゃんは違うのよ。
   朝食はそこの部屋に
   兄ちゃん用のクロワッサンが
   置いてあるでしょ。」
   

朝は腎臓病患者用の
クロワッサンを買って
兄の部屋に置いておいた。

昼食と夕食は
宅配の腎臓病食である。

兄のみ
三時のオヤツもなし。

なるべく人工透析を遅らせようと
彼の体のことを思い
サポーターの方々との
話し合いで決めたこと。



世話人の方が
先日私に

「なんだか可哀想でね。
   お弁当も小さいし
   皆さんに比べて量もかなり少なくて。」

と言って下さった。

私はせめてもの思いで
兄用にとお皿を用意し
宅配のお弁当のオカズ四品を
一品一品 お皿に移しかえてもらうよう
世話人の方にお願いしたら
快く引き受けて下さった。


兄からすれば
世話人の方が作って下さる料理は
大ご馳走で

皆さまが美味しそうに
パクパクモグモグと
食べておられる姿が
とても羨ましいとのこと。

彼の気持ちは
十分すぎるほどわかるが
こればかりは仕方がない。

兄のためにと
みんなが心を鬼にして
がんばって下さっているのだから。

ガマンの子である。