小学5、6年の頃だった。


親や兄弟は出掛けてて、家には一人だった。


暇だった。



「何か面白いものはないかな〜」と思いながら、親が管理する事務用品などが入った引き出しを見ていたら、ふと目手が止まった。



「え?何これ?」




衝撃が走った。




OKINAWAの文字と100と書かれた見たこともないメダルっぽいもの。裏を見ると漢字で百円。



「これは100円玉???   どういうこと???」




当時、記念硬貨というものを知らなかった自分にとって、なぜこんなものが世の中にあるのか理解できなかった。


じーと眺めているうちにその不思議な100円玉に惹かれてしまった。




他にもないかと、引き出しを探ると、五輪の絵が書かれた100円玉も発見する。またもや何ともいえない感覚に襲われた。うまく言葉で表せないけども、これまでに味わったことのない感覚は今でも鮮明に覚えている。




この出会いがコインの世界に入り込むきっかけとなり、40代となった今でも、毎日コインを眺めるほど好きになった。




このとき発見した沖縄海洋博覧会記念100円白銅貨と東京オリンピック記念銀貨は、親から貰い受けて、今でも大切なコレクションの一つとなっている。