企業は本来、本業で収益があがるとそのお金を設備投資などにまわして、事業の拡大をはかります。
それ以上に資金がある場合、そのお金はそのまま置いておいても、利益を生み出しません。
そのため企業は、そのお金を土地や株、外国為替などに投資して利益を得ようとします。
これを「財務テクノロジー(財テク)」といいます。
バブル期、この財テクがブームになりました。
一般の主婦やサラリーマンにまでこの財テクブームは広がったのです。
日本には「地価は絶対に下がらない」という土地神話があったことと、景気の回復につれ、株価も順調に上がっていたので、この投資は安全に思われたのです。
こうして、買っておけばどんどん値が上がっていき、買った土地・株が高い資産価値を生み、金融機関がそれを担保にまたお金を貸し出す、そのお金がまた土地・株に投資されるというバブル現象が起きたのです。