A-Select











Song Name : I Miss You
artist name: Akiko
Album : Mood Indigo





http://www.youtube.com/watch?v=o3uoWhAx3Cw





不思議なのは、その感覚だ。



なぜかいつも、その感覚に襲われる。



初めて会ったときに感じたその感覚は、
どんなに時間がたっていても、どんなに久しぶりでも感じるその感覚は、他の人には決して感じない感覚だ。




「そんなの、昔から決まっているよ。」




彼は、笑って、さらっとそう言った。そんな事、当たり前だと言うように。




「全部、決まってるんだ。昔から、ずっと。」




まっすぐ目を見て。確信を込めて。




マーガレットハウエルのカフェは気持ちがいい。




夏の風で気分がいい。



だから、ふと、口をついた。



言おうと思ってなかった言葉が。




「I Miss You」




あなたにとても、




会いたかったと。






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夏になると、いつもこの曲が聴きたくなります。





なぜか、とっても。





"I Miss You"という台詞、英語でもなかなか言えなかったなあって思う。





離れている時ほど言えなくて、ようやく会えた時に、つい言ってしまう。




私にとって、"I Miss You"は、そんなセリフ。














A-Select

















Song Name; 紅茶の恋

artist; 堤晋一








http://ameblo.jp/shinichitsutsumi/entry-11484330








あなたのことを、嫌いになった訳じゃなかった。





むしろ、愛していた。

心から、とても。




もしもあの時、行くなと言われたら、

もしもあの時、この手を離さないでいてくれたのなら、




私はまだあの温かい背中に、ゆっくり寄りかかって、いられたのかもしれない。




なんの迷いもなく。

なんの疑いもなく。




だけど。




未熟な私と、臆病なあなたは、




互いに遠慮して、互いに本音を言えず、

でも、互いにとても愛したまま、




離れてしまった。





* * *





全てを受け入れてくれたあなた。

全てを溶かしてくれるはずだったあなた。



そんなあなたを、私は愛していた。




本当は、とても、とても。




なのに。




ただ愛がほしくて、ただ愛を信じたくて、

ただ怖くて、どうしようもなくて、




離れてしまった。




だから。





* * *




今でも、私は待っている。




「もう一度、愛したい。」

そう、あなたが言ってくれることを。




「もう一度、愛してほしい。」

そう、私が言えるようになることを。




そして私達の愛が、もう一度2人の心を溶かして行く。

そんな日が来ることを。




まるで、コップの底に残ったさとうのように。




じっと、一途に、漂いながら。









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親友君の曲を聴いて、思い浮かんだ景色。






いい曲。大好き。




A-Select


















Song Name; タバコ

artist; EGO-WRAPPIN'







http://www.youtube.com/watch?v=6nYAxLFPvAs






やっかいだ。そう思った。




そもそも言いたいことがよくわからない。
それに、考えたりしたことなんてない。


何が嘘で、何が本当なのかとか、そんなの全部紙一重で。
考えることすら、意味はない。



ましてや、相手の気持ちなんて、わかるわけもない。
自分が大事なんだから。
多分、誰でも、みんな。




それに、そんなことを考えなくても生きていけるのを知ってる。
そんなことを考えなくても成立する。
少なくとも今までは、成立してたし、成立しないならそれで終わり。
それで、いいと思ってたし、そうやってきた。




なのに。



* * *





「物事には順序があるんだ。 例えば、今日、ここに一緒にいるかいないかも。

 昨日は別の人がここにいたと言うのなら、今は、まだ、その順序ではないと思うんだ。」


昨日、あの人が言ってたことを思い出す。



今までなら、そんな事を言われたら、すぐに終わりだと思ってた。

なのに、なんで、こんなにひっかかってるのか。




何が、気になってるのか。




やっかいなのは、そう言ったあの人ではなくて、
自分で理由がわからないという、この事実だ。




順序が必要だなんて。
言われたことは、なかった。





* * *





タバコが足りない。
そう思った。



タバコを吸わなくちゃ。
そう思って、外にでる。



タバコを吸ってから。




やっかいなことを、初めて考えようと思った。




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だいぶ昔に書いた文章。

懐かしい。





EGO-WRAPPIN'が好きなのです。はい。




最近、色々浮かぶなあ~。








A-Select
















Song Name; 桜流し

artist; 宇多田ヒカル






http://musicpvmw.blog86.fc2.com/blog-entry-8327.html







「愚かな嘘をつくぐらいなら、僕は消えるよ」



あの時、あなたはそう言った。



あなたのつこうとした愚かな嘘が何だったのか、私には今でもわからない。




*  *  *




「君の人生を奪う事になるかもしれない」



最後に会った夜のあなたの言葉が今でも頭に響く。



「私の人生を奪えるのはあなただけ」



私は、そう言ったのに。




*  *  *




あなたが突然私の前から消えてから、今日で10年が過ぎてしまう。



「その言葉だけで十分だ」と、



そう言って抱きしめたあなたの、その瞳の奥に私は映っていたのだろうか。





あの一瞬で全ては壊れてしまったのかもしれない。全てが決まってしまったのかもしれない。



でも、もしかすると、あの一瞬だけは、私たちの愛が真実だったのかもしれない。



結局私には、何もわからないのだけれど。




*  *  *




突然、あなたの影が見えた気がした。あなたの、タバコの香りも。



愚かな嘘も、私の人生も、何もかも全てが無くなってしまった。あなたの消えたあの日から、全てが止まってしまった。



ここにあるのは、あなたの影だけ。



そして、あなたのつこうとしていた、嘘の影が、



あるだけ。









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久しぶりにブログを更新。




桜流しを聞いていたら、思い浮かんでしまって。




桜流し、かあ。

A-Select-jazztronik




Song Name; Reminiscing

artist; Jazztronik







http://www.youtube.com/watch?v=wR0Vthnn6iY&nored







覚えているのは、君の瞳に映るその太陽

赤い土と新緑の森。

そして君の強く温かい手。



私は、ただ、信じたいと思った。

君の、その強さと、正直さを。



私は、ただ、賭けてみたいと思った。

2人の、これからの人生を。





覚えているのは、君の髪をなびかせるその風。

砂漠の砂を、オアシスの木々を、優しくなぞるその風。



私は、ただ、結びたいと思った。

君と私をつなぐ、その糸を。



私は、ただ、演じてみたいと思った。

2人の、これからの物語を。






遠い遠いその国の、遠い遠いその丘に、

もう一度、立ちたいと思った。



そうして見たいと思った。



澄んだ、美しい、あの海を。

黄金に光り輝く、あの海を。



私と君と、もう一度2人で。






覚えているのは、君の瞳に映るその太陽。

光で染まった、あの海。

そして君の、強いまなざし。



私は、ただ、信じたいと思った。

2人の、これからの道しるべを。



私は、ただ、愛したいと思った。

君の、ただまっすぐな心を。





真っ白な光の海と、真っ青な空。

目指す丘を、もう一度。



登ってみたい。

君と2人で。



そうして目指すその先に、

全ての答えは待っている。





私と君の2人の答えが、すぐそこに。







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Jazztronikが好きです。




その中でも、Reminiscing が一番好き。




昔、昔の記憶。




そんなものが蘇ったとしたのなら。




きっとこんなこと。