5月上京するので宿泊予約、以上に高騰している。外国人旅行者にとっては円安で格安らしいが、日本人旅行者には大迷惑。自国の通貨を安く誘導する、常識で考えても馬鹿げた政策をとってきた政権の責任は重い。なんでこんな貧乏な国になってしまったのか。と嘆いても、政治は国民の鏡。国民の質を上げなくてはならない。

 日本に住んでいれば、自然と日本語の会話テクニックは身についていく。しかし英語はそういうわけにいかい。テクニックとしてとらえ、繰り返すしかない。

 先ずは発言権を取り戻す。

If I could just finish. 「最後まで言わせてください」。自分の話を遮られた時には、自信をもってそれを取り戻さなくてはならない時はある。仮定法を使って柔らかく、[just]を使って強調し、丁寧な印象を与える表現。 Just here me out.「いいから私の話を最後まで聞いて」。少し苛立ちを感じさせる言い方。Hung on a minute.  Just a minute.  Wait a minute.発言を遮る表現も、間髪入れずに言えば発言権が回ってくる。Listen. シンプルだがシャープな印象。Do you mind I haven’t finished. 直訳すれば「私の話が終わってないのに気にならないの」。だから丁寧ではあるが、苛立ちも見え隠れする。Could I ask you to hold any questions until I finish it.  I hear you and I will certainly address that point later. [Could I] [I hear you]で始めて、ソフトな発言になっている。

 次は会話を拒否する。

That’s none of my business.「関係ありません」「余計なお世話」と強い嫌悪感を伴う。もし使えば大変敵対的に響き、相手の憤慨を覚悟しなくてはならない。[none]は元来[no one]の意味。Keep out of it. 今回のタイトル文。「口を差しはさまないで」Stay out of it.命令文を使った同様の表現。It‘s not your concern.[concern]「懸念材料」なので「あなたの知ったことではない」。Mind your own business. 「自分のことを心配しなさい」から「あなたには関係ないこと」。Come off it. 「いい加減にして」。[off]の「離れて」がこの意味を支えているが、使うのは中々難しい。Keep your nose out of other’s people business.  Don’t stick your nose where it doesn’t belong. [nose]「鼻」を使った比喩的表現。日本語にも「鼻を突っ込む」とよく使う。Leave me alone. 目的語説明型。「私を一人にして」が、「ほっといて」。

 次は相手の心情に配慮する。

I don’t mean to be rude , but he is not so well known out side of Japan.

会話で大切なことは相手を不快にさせないこと。相手の思い入れと異なることを言わなければならない時は、丁寧な前置きが欠かせない。I don‘t mean to be rude , but that just sounds like an excuse to me.「無礼なことを言うつもりはないのだけど」と前置きしながら忠告している。[excuse]は「言い訳」。使う機会はありそうだ。With all due respect.「はばかりながら」「お言葉ですが」。[due]「当然払われるべき」を使ったフォーマル表現。この形容詞は日本人にとって使いづらい。「予定」や「正当性」まで幅広くネイティブが使うからだ。No offense to you but.「気を悪くしないでね」。[offense]「攻撃」は決して心地よいものではない。I hope you don’t mind me saying but. [hope]で希望を述べ、[me saying]で「私が言ったこと」。動名詞のこの使い方は中々できない。Forgive me for asking but. 「許して」と始めるのも効果的。

 最後はショックを和らげる。会話には必要な配慮。

It’s hard to tell you this ,but Dr.Stain is in the hospital. 相手に不都合な話をするときの前置き、クッション。相手は心の準備ができ、ショッキングな内容に身構えることができる。I hate to say this but.[hate]「嫌だ」は日常語。使うことにためらう必要はない。 It pains me to say this but. [pain]を動詞で使うと「悲しませる」。 I don‘t know how to say [put]this but.

フォーマルな表現を3つ。I‘m afraid but.  I regret to tell you this but. We regret to inform you that but,

 

四方山話編

 2週間ぶりの面会。前回よりも少し元気になったが、だんだん痩せてきているのは明らか。1月にコロナに罹患したのも影響しているのかも。もう少し元気でいてほしい。