正月休み、昨年は少し批判的に書いたNHK18祭Bump Of Chicken. 今年はYOASOBI。番組の構成も変わり非常に良い企画だった。参加者の選考から映し出され、YOASOBIのキャラも絡んで、大人の視聴に耐えられるものになったと思う。Now「始まりの合図だ」。

 さて、先ずはタイトル文から。[die]は「死ぬ」。しかしこの単語は「生から死への移行」を表す動詞。だから「死んでいる」ではなく、「死にかけている」となる。比喩的に使われると「死にそうなぐらい聞きたい」に。動詞の意味を深く知ることは英語の気持ちの理解に必須。

今回は「これからで始まる働きかけ」。予定や計画などを伝えることは、相手への働きかけに至る流れを作り出す。

I’m going with my friend.  Would you like to join us ? 進行形は未来の予定を表す頻度の高い言い回し。未来に「~しているところ」から予定を表すことが出来る。従って多くの場合、「~しているの」「だから~しない」と相手への働きかけが伴う。残念ながら中学校では殆ど触れない。だから知らない人がほとんど。現実的にはこの使い方が圧倒的に多い。中学生には少し説明が長くなるからだろうか。I‘m going to the supermarket. Won’t you come with me ? 誰かに予定を伝える以上、相手を動かす意図がある。だから会話では普通予定だけを伝えることはない。I’m leaving at 9:00 tomorrow. Please have a taxi ready. 予定から指示の流れ。I’ll get my bag. Please bring the car around. Ok, 意思から指示の流れ。Your grand mother is coming over tomorrow. Be on your best behavior.   Diner will be ready in just a few minutes. Please wash your hands and set the table. どれも予定から指示の流れが感じられる。

 次は進行形ではなく、現在形を使って。

Ifly to Hawaii on Friday on business.  Can you give me a ride to the airport. 現在形が表す未来は確定未来と呼ばれ、現在の事実として捉える確実な未来を述べている。時刻表、タイムテーブル、カレンダー上の事実、式次第などに見られる。

Your flight boards at 2:10.  Please have your boarding pass ready. 時刻表から指示へ。空港でよく耳にする。Tomorrow is my birthday. Have you booked the table at the top restaurant.

カレンダー上の事実から質問へ。The school year ends in two weeks.  Please turn in your  final project by then. 学校の予定から期限へ。[turn in] は「提出する」。「向きを変えて中へ」からこの意味になる。My flight leaves at 5:45.  Could you pick me up at 2:00. フライト予定から依頼の流れ。良くある話だ。

 これからを表す他の表現を見ていく。

I’m planning to start a new business here on this island. [be planning to]「~することを計画している」[plan]はこれから動詞「不定詞」とのコンビが強固だ。I’ll arrange to meet some friends. [arrange]は「手配する」「取り決める」。これからの行動を表す代表的動詞。I‘m scheduled to arrive in London on Tuesday. [schedule]はすっかり日本語になっている。The plan is to sell commemorative T-shirts. 「その計画は記念Tシャツの販売です」。I’m thinking of doing echo tours. [be thinking of]は「~することを考えています」計画を表す柔らかい表現。Would you be interested in joining ? お誘い言葉の定番。

 最後は相手の都合を尋ねる。これからを伝える際に付きものの表現。

Would you be free to join us? Are you freeの丁寧版。Would you have time to ~? Do you have time to の丁寧版。Could you spare some time for me?  Have you got time to spare?

[spare]は「時間を割く」。Will you be able to join us? 可能かどうかを聞いている。[Can you]を使うと依頼されていると解釈されるときがある。When is convenient[good]for you?「いつがいい」簡単だが口からすぐ出るかどうか。 相手にかかわる予定を述べた後なら、[work for]を使って、Does that work for you? When works for you?と都合を聞けばいい。

四方山話編

 1月10日、おそらく母の終の棲家となるだろう吉田病院に転院。半月強コロナで会えなかったので、私のことが分かるかどうか不安だったが、名前を読んでくれて安心。この病院は面会が比較的緩いので会える機会も増えるのは嬉しい。

 一方戸野ちゃんのお通夜は、教え子が多数参列。あれほど若い人達がいるお通夜はしばらく経験がない。いつもとは違う雰囲気で羨ましくもあった。お疲れ様。