中学3年生は、9月、10月、11月の学力テスト成績で受験校を決めていく、所謂ABCテストの真っ最中。3回のテストで受験範囲を幅広く出題し、その平均をとって実力を判断する。数学は定期テストで9割近くとっていれば「数学的な考え方」が身についているので8割以上は取れる。後は本番までに「解き慣れ」すれば高得点が期待できる。一方定期テストで7~8割では6割ぐらいに沈む。解き方だけを覚えている学び方が得点に現れてくる。では英語はどうだろう。定期テストや単元テストで高得点を取り、内申点が高くても、学力テストでは6~7割程度しか取れない。これは使える英語に重点がおかれたため、文法や暗記だけでは、対応できなくなっているからだ。これを克服するためには、生の英語に触れる機会を増やすしかない。語学の習得には殊更継続が不可欠。質のいい英語に毎日触れることが出来れば、身につけられる。しかしそれが難しいのだ。今は私の時代と違い、スマホで簡単にその機会を得ることが出来る環境がある。だから是非継続的に触れてほしいと思う。それだけで全く違う結果となるのだから。

 相手の行動への様々な対応を見ていく。先ずは好ましくない習慣を改めさせる。

Why must you be so negative all the time ? [why]何故、[must]強い圧力、[all the time]四六時中が相手の習慣に対して非難し、「どうしてしなくてはならないのか」と強い圧力を感じる言い回しになっている。

Why do you never respond to my text ? [why]と[never]のコンビで習慣を否定.[never]は [always]の反対の意味。

You are always [constantly] bringing up to the past. 「あなたはいつも過去ばかり持ち出していますね」。「進行形」と相まって「ウンザリ感」が出る。Give it a rest.「いい加減にして」と続けたい。

Do you have to chew with your mouth open ? [have to]の疑問文を使って

Is there reason you always chew with your mouth open ? [reason]と[there is]の疑問文を使って反語的表現になっている。

次は期待外れを指摘する。「アイス買ってくれると言ったよね」の類い。

You promised that the space ship would come to Mars this month , didn’t you ? [promise]約束するの過去形を使って「約束しましたよね」。最後の付加疑問文はチョコット疑問。肯定文なら否定、否定文なら肯定を最後に加える。「肯定」「否定」を目の前に並べ、「どちらを選びますか」と確認している感じ。

You told me the tickets were for free , didn’t you ?  [tell]の過去形を使って、

You said you would come.  You never showed up. [say] の過去形を使って、相手の発言と行動の乖離を突く表現になっている。

I didn’t expect my commander to do this to me. [expect]の否定で「期待外れ」

I can‘t believe what you did . [can’t believe]は「信じられない」

強い表現として、You lied to me. You are liar. [lie]「嘘」は日本語より非難の意味が強い。「軽い嘘でしょう」は[No kidding]。You stabbed me in the back. 「背中を刺す」You went back on your word[promise]  [go back on]は「約束を破る」

 次はあるべき姿からの逸脱。

That‘s not like you at all. 今回のタイトル文。「いつもの君らしくないね」[at all]が普段との違いを際立たせている。

Your no usually smiling self [energetic self] [confident self] [calm self] [level headed self] [easy going self]。[self]の前に形容詞を入れれば、様々な「らしくなさ」を形容できる。

You are old enough to know better.「分別があって然るべき歳」。You should know better than that.「そんなことはするべきではない」。[know better]は「よく知っている」。

As a public figure , you should be setting a good example.[should be ~ing]は「しているべきだ」。

 最後は身から出た錆[rust]. 自業自得は洋の東西を問わずありふれた話。英語にもたくさんの表現があり、今も増え続けている。

You should have seen that coming. 「そうなるに決まっている」から「そう思うべきだった」。[should have 過去分詞]は、「実際はそうしていないが、そうすべきだった」。相手の落ち度を指摘している表現。You were asking for trouble. 「あなたはトラブルを求めている」から。You’ve got what you deserved 「あなたにはその価値がある」[deserve]は良いことにも悪いことにも使える。You did this to yourself.「あなたが自分でしたこと」。You reap what you sow.「自分で蒔いた種は自分で刈る」。This is the bed of your own making.「自分で敷いた布団でしょ」。紹介すればきりがないが、自分で新たな表現を作れるようになればしめたものだ。

 You didn’t have it coming. But I had it coming 「さらば恋人」の私訳で今回は締める。

四方山話編

 医師から話があると言われ覚悟していたが、主治医が外科から内科に変わり、今後は内科的治療に移行するという事。点滴が外れない限り、介護施設への移動は出来ず、入院施設を探すしかないと言われた。今は流れに任せるしかない。

 中秋の名月も見え隠れしながら終了。次、同じ大きさで楽しめるのは7年後らしい。その時、その時を愛おしく感じて生きたいものだ、